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風呂

お風呂の天井の掃除方法 | カビや汚れの落とし方や予防法を解説

投稿者:ライター 原和 (はらのどか)

鉛筆アイコン 2023年2月 3日

一日の疲れを癒やすお風呂タイム。せっかくゆっくりしているのに、ふと見上げた天井がカビだらけで気分が落ちたということはないだろうか。気になるお風呂の天井のカビや汚れの掃除の仕方と、カビを寄せ付けない予防法を知っておこう。

  

1. お風呂の天井掃除が必要な理由

カビ
お風呂でのリラックスタイムに見つけてしまった天井の汚れは、掃除するには気合を入れないとやる気が出ない厄介者だ。ついつい放っておく方も多いのではないだろうか。そんなあなたは要注意!お風呂の天井は、定期的に掃除しなければならない理由がある。

カビが繁殖している

カビの特徴はその栄養源の広さにある。有機物のみならず、無機物や鉱物までも栄養源として物体を分解・劣化させる。水分さえあれば生育可能で生育最適温度は25~28度。お風呂はカビにとって絶好の繁殖地帯なのだ。

天井以外にもカビが広がる

驚くべきはその繁殖力で、カビは生育する環境が整えば必ず発生するため、文部科学省も文化財をカビから守るために警鐘を鳴らすほど。生育する好条件がそろうお風呂ではすぐ繁殖し、天井以外でもあらゆるものに付着し生育してしまうので、早めの掃除が必要だ。

衣類にカビが付く

お風呂に最近付いていることが多いのが浴室乾燥機能。温風に乗ったカビの胞子が、浴室内に吊るした服に付着してしまう可能性がある。

カビが浮遊して人体に影響が出る

胞子によって増殖するカビはお風呂の空間を浮遊するので、呼吸によって体内に入ることもある。体内環境はカビにとっては生息するのに快適な場所なため、繁殖して重大な健康被害につながることも。カビの早急な退治は重要なのだ。

2. お風呂の天井の簡単な掃除方法

掃除
まだカビが見えない状態なら、基本のお風呂の天井掃除はやってみると意外と簡単だ。カビの繁殖を防ぐためにも、見えないうちに以下を試してみてほしい。

必要な道具や掃除の頻度

用意するもの
  • フロアワイパー
  • フローリング用ドライシート(キッチンペーパーでも可)
後述する洗剤を使う方法でも共通する用具なので覚えておこう。
こまめに行うことでカビの繁殖を防げるので毎日するのが理想だが、できなければ週に1回は掃除をしよう。

掃除のやり方

  • フロアワイパーにシートを付けて水に濡らす
  • ワイパーを天井に向け、まんべんなく拭く
簡単な2ステップなので、空いた時間などで実践してみてほしい。

3. 洗剤を使ったお風呂の天井の掃除方法

掃除用具
掃除していても現れる手ごわいカビと、掃除のしにくい天井の組み合わせに腰が上がらない方におすすめなのが以下の方法だ。

必要な道具や掃除の頻度

用意するもの
  • フロアワイパー
  • フローリング用ドライシート(キッチンペーパーでも可)
  • 浴室用中性洗剤
  • ゴム手袋
  • メガネやゴーグル
  • マスク
普段の掃除には中性洗剤の使用で十分だ。しつこいカビの場合は塩素系洗剤を使う方法もある。塩素系洗剤は酸性タイプの洗剤と混ぜると危険なため、取り扱いには注意しよう。
洗剤を使うやり方でのお風呂の天井の掃除の頻度は、理想は週1回だが難しければ月1回行ってカビの予防を行いたい。

掃除する際の注意点

洗剤を使うので、においがこもって気分が悪くなる場合もある。浴室や窓、ドアを開けて換気扇をまわしておくなど、しっかりと換気した状態を保つようにしよう。掃除中に洗剤が天井から滴ったり飛び散ったりすることもあるので、カッパなど汚れてもいい服の着用をおすすめする。また、天井に手が届かないからと風呂椅子を使うと滑りやすく危険なので、安定性のある足場を準備して行うよう注意したい。

掃除のやり方

  • フロアワイパーにシートを付けて、洗剤をかける 滴る程付けると天井に向けたときにかかってしまうので、適量を付けよう。
  • フロアワイパーを天井に向け、カビや汚れが気になるところにゆっくりと押し付ける カビに洗剤を塗り付ける作業なので、こすらず密着させるのがポイントだ。
  • 5~10分程度放置して、水拭きするかシャワーをかけて天井を洗い流す。シャワーを使う際は距離と水圧に注意して洗い流そう。
  • フロアワイパーのシートを乾いたものに交換して、天井の水気を拭き取る

4. 掃除後のお風呂の天井のカビ対策

風呂
せっかくキレイに掃除した状態を維持するためにも、お風呂の天井のカビ対策として実践してほしい方法を紹介する。

こまめに換気する

入浴した直後はすぐ窓を開けて湿気をある程度逃がしてから換気扇に切り替えたり、24時間換気扇をまわしたりと、こまめな換気をするようにしよう。湿度が高い状態を保たないようにするのが好ましい。

アルコールで天井を拭く

アルコールはカビの細胞膜を破壊しカビを死滅させることができる。基本のお風呂の天井の掃除と同じように、ワイパーにシートを付けアルコール消毒液をしみこませ、天井を拭くだけで予防になる。週1回程度でよいので、これだけで予防できるなら安いものだ。

浴室に水気を残さない

水気を残さないことも大切だ。水切りワイパーなどで、入浴後は天井や壁の水気を切るようにすると、手軽に除去できる。なければフロアワイパーとシートで乾拭きするのがよいだろう。

結論

お風呂の天井に隠れている、手ごわいカビの簡単な掃除のやり方と予防方法について解説した。基本的なお風呂の天井の掃除は大抵の家にあるグッズでできるうえ、予防に便利なアルコールはコロナ禍で家に常備している方も多いのではないだろうか。こまめな換気と定期的な掃除で心休まるお風呂タイムを過ごしてほしい。
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  • 更新日:

    2023年2月 3日

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