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クッション

クッションは手洗い?洗濯機?素材別のポイントや正しい干し方も解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年2月 3日

ふわふわの触り心地が気持ちいいクッション。肌に直接触れるものだからこそ、清潔に保っておきたい。しかし、クッションは洗濯機に入れて洗っていいのかなど、洗い方は不明点も多い。ここでは、クッションの正しい洗濯法や素材別のポイントを紹介する。クッションを洗濯した後の干し方も合わせて紹介するので、クッションの汚れが気になる人はぜひ参考にしてほしい。

  

1. クッションは洗濯できるのか?

クッション
クッションの中には、カバーが取り外しできるものもあり、その場合はカバーの洗濯ができるのでいいだろう。しかし、カバーが取り外し不可の一体型のクッションや、洗濯が難しい綿入りのもの、レザーなどの洗濯できない素材で作られているクッションもある。洗濯表示なしのものや洗濯不可のものをうっかり洗濯してしまうと、クッションが型崩れする失敗も。お気に入りのクッションが使えるよう、これから紹介する情報を参考にしてほしい。

洗濯表示で確認を

まず洗濯表示が書かれているかを確認しよう。洗濯表示は、カバーや本体にタグでついていることが多い。洗濯表示新マークは、おけに水が入っているマークに数字や手のマークが書いてあれば洗濯が可能である。旧マークの場合は、長方形の洗濯機マークに数字や「手洗い30」などと書かれたものが洗濯可能だ。
洗濯表示がついていないものや、洗濯不可のマークがついている場合は家庭で洗濯できない。クリーニング店に相談するようにしよう。

素材でお手入れのポイントが変わる

【ポリエステル】
ポリエステルのクッションは、手洗い・洗濯機の両方で洗えることが多い。陰干しでも1~2日間干せば中まで乾かせる。ポリエステルは水には強いが熱には弱い性質を持つので、乾燥機は使わないようにしよう。

【綿やウール】
綿やウールは、表面がコーティングされている。洗濯してしまうとこのコーティングが劣化して塊になってしまう。水にぬれると重たくなり、乾くのに時間もかかるのでカビが発生する原因に。家庭での洗濯よりもクリーニング店に相談することをおすすめする。

【ビーズ】
ビーズクッションのビーズは洗濯可能なポリスチレンが使用されていることが多いが、ポリウレタンが含まれているビーズクッションは洗濯できない。洗濯可能なビーズを使用しているクッションは洗濯機で洗濯できるが、ビーズの飛び出しを予防するため目の細かいネットに入れて洗濯するようにしよう。布地が破けてビーズが飛び出すこともあるので、洗う前に布地にほつれがないかも十分にチェックすることが大切だ。

【そばがら】
そばがらは通気性はよいのだが、洗濯できない。一度水にぬらすと乾燥させるのは困難で、そばがらが腐ってしまう。そばがらのクッションは、天日干しか10分ほど乾燥機にかけるなど熱で消毒する方法がおすすめだ。

【ダウン】
ダウンのクッションは洗濯できないケースがほとんどである。手のひらで軽くたたいてクッションに空気を含ませて、天気のよい日に陰干しするようにしよう。

【ウレタン】
低反発クッションとして多く販売されているウレタンのクッションは、基本的には洗濯不可である。ウレタンは水を含むと重くなり、ボロボロ形が崩れ劣化してしまう恐れがあるので洗濯せずに干すだけにしよう。ウレタンは紫外線に当てると劣化する性質もあるので、風通しのよい場所で陰干しするとよい。

2. クッションの洗濯方法|手洗い

手洗い
ここでは手洗いする場合のクッションの洗濯方法を紹介する。素材が綿のものなどは洗濯ネットを使用せずに洗えるが、素材によっては洗濯ネットに入れてから手洗いしたほうがよいものもある。クッションの洗い方のポイントをおさえて、失敗を防ごう。

用意する洗剤や道具

  • オシャレ着用洗剤
  • 洗濯ネット
  • バケツや洗面器、洗面台などの水をはれるもの
クッションを手洗いする場合に必要なものはこれだけなので、手軽に手洗いできる。

洗い方

  • クッションがつかるサイズの容器に水を入れ、洗剤を入れてよく溶かす。
  • クッションカバーを外す。
  • クッションの中身がビーズ、フェザー、ダウンなどの中身が出そうな素材のものは洗濯ネットに入れる(ポリエステル、綿のものはネットを使用しなくてもOK)。
  • クッションを洗剤の入った水に入れて押し洗いする。水が汚れた場合は水を取り換えて押し洗いを繰り返す。
  • 洗濯機の脱水機能で約1分脱水し、再び水を入れた容器にクッションを入れて何度か水を変えながらすすぎを繰り返す。
  • 再び洗濯機で約1分脱水する。
洗濯機を使わず、手で押し洗いするだけでも汚れを取り除ける。脱水の際、可能であれば高速回転に入ったら30秒ほどで取り出すとなおよい。洗面器や洗面台などに入らない大きなクッションは、浴槽を使って手洗いするのがおすすめだ。

3. クッションの洗濯方法|洗濯機

洗濯機
次に洗濯機を使用したクッションの洗濯方法を紹介する。洗濯機に入れる際は、綿などのクッションの中身が出ないよう、洗濯ネットに入れるのが失敗しないポイントだ。コインランドリーの洗濯機を使うクッションの洗い方も紹介する。

用意する洗剤や道具

  • オシャレ着用洗剤
  • バスタオルなどのクッションを包める布(素材がダウンやフェザーの場合)
  • 洗濯ネット
洗濯機でクッションを洗う場合に必要なものは、この3つである。

洗い方

  • クッションカバーを外して洗濯ネットに入れる。
  • ダウンやフェザーは水に浮きやすいため、バスタオルなどを巻いてから洗濯ネットに入れる。
  • 洗濯機のオシャレ着用コースで洗う。
洗濯機でクッションを洗う場合は、オシャレ着用コースや手洗いコースなどでやさしく洗うのがよい。脱水時間が設定できる洗濯機の場合は、脱水時間を約1分程度に設定して短い時間で脱水するようにしよう。

【コインランドリーの洗濯機でも洗える?】
コインランドリーでもクッションを洗うことは可能だが、ダウンやフェザーはアルカリ系の洗剤に弱くダメージを受ける可能性があるため、自分で洗剤を持ち込めるコインランドリーで洗うようにしよう。コインランドリーで洗う場合も、目の細かい洗濯ネットに入れてから洗うことをおすすめする。

4. 洗濯したクッションをふわふわに仕上げる正しい干し方

洗濯物を干す
クッションを洗濯ばさみではさんで干してしまうと、中身が片方に寄り型崩れの原因になるので日陰で平干しをするのがよい。平干し専用のネットを使用するか、ネットがない場合はポールを2本使用して上にクッションを乗せる方法でも乾かせる。
2~3日干して中身まで完全に乾いたら、中に空気を入れるようにして形を整えよう。

結論

クッションは肌に直接触れるものなので、洋服と同じくらい汚れていることが多い。クッションの汚れが気になる人は、素材に注意して正しい洗い方でクッションを洗濯してみよう。クッションを洗濯した後は、平干しで十分に中を乾かすようにすることがポイントだ。お気に入りのクッションをいつまでも清潔に使用できるよう、ぜひ紹介した洗濯方法を試してみてほしい。
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  • 更新日:

    2023年2月 3日

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