目次
- 受け皿や焼き網など、取り外せるパーツはすべて外しておこう
- 受け皿に残った大きめのパンくずなどは、取り除いておく。
- 取り外したパーツやトースターのガラス面に重曹ペーストを塗る。ラップで乾かさないようにして、1時間以上放置しておく。
- 汚れを歯ブラシやヘラで擦りながら、重曹ペーストを洗い流す。
- トースターの庫内は、セスキ炭酸スプレーを浸み込ませたキッチンペーパーを貼り付ける。20分程度放置しておく。
- 庫内の汚れを拭き取りながらキッチンペーパーを取り除き、水拭きをする。隅っこの汚れは綿棒などでかき出す。
- 仕上げにマイクロファイバークロスで乾拭きして完了だ。
1. トースターにたまる汚れとは?
.jpeg)
トースターの掃除をする前に、どのような汚れが付いているのかを知ろう。汚れの性質が分かれば、掃除も簡単にできる。
食品のカスや焦げ付き、油汚れなど
トースターの汚れで多いのが、パンくずなどの食材のかけらだ。食材のかけらは、網から落ちてトースターの底にたまる。繰り返し熱が加えられるため、焦げとなってこびり付く。
料理から飛び跳ねる油も汚れの原因だ。グラタンなどをトースターで調理するときなど、油がはじけて庫内に付着する。油も時間がたつとこびり付いて取れにくくなる。
トースターの外側の汚れも忘れてはいけない。コンロで揚げ物や炒め物を調理すると、油煙が充満し、近くにあるトースターにも付着する。油汚れでベタベタになって、さらにホコリが付着しやすくなる。
2. トースターの焦げや油汚れの簡単な掃除方法

トースターの汚れで厄介なのは、焦げや油汚れだ。焦げや油汚れに効果のある「セスキ炭酸ソーダ」と「重曹」を使った簡単な掃除方法を紹介しよう。
セスキ炭酸ソーダや重曹を用意しよう
セスキ炭酸ソーダは、水に溶けやすいのでスプレーにする。スプレーボトルに水200mlとセスキ炭酸ソーダ小さじ1/2を入れてよくかき混ぜる。
重曹は、水に溶けにくい。研磨作用もあるので、ペーストにして掃除に使う。ぬるま湯1に対し、重曹2の割合で混ぜてペースト状にする。
【ただしアルミ製品にはNG】
トースターがアルミ製の場合、重曹によって化学変化を起こす。変色してアルミ素材も傷む原因となる。重曹は使えないので注意しよう。その場合は、中性洗剤やクエン酸などを使って掃除をする。
トースターの簡単な掃除方法
【網が外せないときは?】
トースターの中には、網が外せないタイプのものもある。その場合は、重曹ペーストではなく、重曹スプレーを使えば簡単に掃除ができる。キッチンペーパーに重曹スプレーを浸み込ませる。1時間ほど放置したら、重曹を含ませたスポンジを使って焦げなどの汚れを擦り落とす。歯ブラシなどを使って庫内の細かな掃き出し、キッチンペーパーで水拭きをすれば、簡単に掃除ができる。
3. トースターのにおいが取れないときの簡単な掃除方法

トースターで魚などを焼いた場合、においがなかなか取れないことがある。においが取れないときの簡単な掃除方法を紹介しよう。
魚のにおいなどにはクエン酸が効果的
トースターの掃除をしても、においが取れない場合には、クエン酸を使うと簡単に取れる。魚などのにおいは、アルカリ性のため、酸性の性質を持つクエン酸で中和できるからだ。
水200mlとクエン酸小さじ1杯を入れてよくかき混ぜてスプレーボトルに入れる。トースターの庫内にクエン酸水をスプレーして、キッチンペーパーで拭き取るだけだ。
4. トースターをキレイに使うコツ

せっかくキレイにしたトースターだ。できるだけキレイな状態をキープしておきたい。
こまめに拭くことが大切
トースターをキレイな状態でキープしておくためには、汚れたらこまめに拭くことが大切だ。汚れは、放置すればするほど落ちにくくなる。汚れたらできるだけ早めに汚れを拭き取るだけで、キレイをキープできる。掃除も簡単になる。
アルミホイルやトレイを使うのもおすすめ
「できるだけ掃除はしたくない」という場合には、パンなどを焼くときにアルミホイルやトレイを使うことだ。トースターの庫内にパンくずなどを落とさずに済む。アルミホイルはそのまま捨て、トレイは中性洗剤で洗うだけだ。
結論
トースターにたまる汚れは、食材のカスや焦げ、油汚れなどだ。これらの汚れは、セスキ炭酸ソーダと重曹ペーストを使うと簡単に掃除ができる。トースターのにおいが気になるなら、クエン酸水をスプレーする。汚れたらこまめに拭き、アルミホイルなどを敷いて、オーブントースターのキレイをキープしよう。