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風呂パッキン

風呂パッキンの簡単掃除法とは?カビの落とし方や予防するコツを解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年2月19日

風呂場のゴムパッキンはドアや蛇口周辺、壁や床の接着部分などについている。この風呂パッキンには水がたまりやすく、カビが生えたり汚れたりしやすい。そこでこの記事では、風呂パッキンの簡単掃除法を紹介しよう。カビの落とし方や汚れを予防するコツを解説するので、パッキンを衛生的に保って風呂を気持ちよく使うための参考にしてほしい。

  

1. 風呂パッキンのカビの原因とは?

風呂パッキン
風呂パッキンにはカビが生えやすい。風呂パッキンの簡単掃除法を紹介する前に、まずは風呂パッキンにカビができる原因を押さえておこう。原因がわかれば、汚れの効果的な予防方法もおのずと理解しやすくなるはずだ。

主な原因は温度と湿度

風呂パッキンにカビが生える原因は、主に温度と湿度の2つが挙げられる。カビは温度と湿度が高い場所で活動的になり、増殖スピードが速くなる。カビが生えやすいのは、室温20~30℃で湿度が60%以上の環境だ。そのため、湿度が高くなりがちな風呂場はカビが繁殖しやすい。
さらにカビは、風呂の汚れを養分にして増える。風呂パッキンは水がたまったまま放置されやすく、フケ・垢・皮脂汚れなども残りやすいため、それらを好むカビが増えやすい。

2. 風呂パッキンのカビの簡単掃除法

カビ掃除
カビは落とすのが大変なイメージがあるが、風呂パッキンにカビが生えてしまった場合は次の方法で簡単に落とせる。ここでは風呂パッキンのカビの簡単掃除法として、2つの方法をピックアップした。カビの程度やお持ちの洗剤の種類に応じて、好きな方法をチョイスしよう。

市販のカビ取り剤を使う

紹介する簡単掃除法の中でもっとも手軽なのが、「カビキラー」などのカビ取り剤を使う方法だ。カビ取り剤は塩素系漂白剤の中でもカビ対策に特化したもので、風呂パッキンの頑固な黒カビを死滅させ、奥に入り込んだ色素を分解できる。以下の方法でカビを落としてみよう。
  • カビ取り剤が最大限の効果を発揮できるよう、風呂パッキンについたカビ以外の汚れや水分は拭き取っておく
  • 風呂パッキンにカビ取り剤を吹きかけ、ティッシュで覆ってパックする
  • 30分ほどおいてから、風呂パッキンをシャワーで洗い流す

酸素系漂白剤を使う

風呂パッキンにピンク色のぬめりがついている場合は、酸素系漂白剤を使おう。ピンクぬめりの正体は「ロドトルラ」で、カビだと思われがちだが酵母菌の一種だ。酸素系漂白剤は黒カビに対して大きな効果は期待できないが、ロドトルラ程度なら落とせる。
  • 風呂パッキンについた汚れや水分は、事前に拭き取っておく
  • 風呂パッキンに酸素系漂白剤を吹きかけ、ティッシュで覆ってパックする※パッキンが取り外せる場合は、50℃前後のお湯500mlに小さじ1.5杯ほどの酸素系漂白剤を入れ、その中でつけ置きするのもよい
  • 30分ほどおいてから、風呂パッキンをシャワーで洗い流す

3. 風呂パッキンの掃除をする際の注意点

換気扇
上では漂白剤を使った簡単掃除法を紹介したが、漂白剤の扱い方には注意が必要だ。漂白剤はカビ取り効果が強力な一方、使用方法を誤ると人体に危険が及ぶことがある。とくに塩素系漂白剤を使う際は、次のポイントを必ず守ろう。

漂白剤の取り扱いに注意する

【換気をしながら作業する】
塩素系漂白剤は独特なニオイがするため、かぎ続けると具合が悪くなる場合もある。そのため塩素系漂白剤を使う際は、換気扇を回す、窓やドアを開けるなど、きちんと換気しよう。

【塩素系漂白剤(アルカリ性洗剤)と酸性のものを混ぜない】
塩素系漂白剤と酸性のものを一緒に使うと、有害なガスが発生して人体に危険が及ぶおそれがある。カビ取り剤などの塩素系漂白剤と酸性の洗剤を混ぜて使う、片方を使った直後にもう一方を使うなどの掃除方法は絶対に避けよう。もし両方を使いたい場合は時間をあけるか、別の日に使うのが望ましい。なお、風呂掃除によく使われるクエン酸も酸性なので要注意だ。

【ゴム手袋やマスクなど粘膜を保護するものを身につける】
塩素系漂白剤はニオイが強いことに加えて、皮膚に触れると肌荒れを起こす場合がある。そのため掃除中は手袋とマスクをするのがおすすめだ。塩素系漂白剤をゴシゴシこすって掃除する場合は、跳ねた液体が目に入らないようゴーグルを着用するのも安心だろう。

4. 掃除後の風呂パッキンをキレイに保つコツ

シャワー
紹介した簡単掃除法でキレイにした風呂パッキンは、日頃から少しの工夫をすることで衛生的に保てる。風呂パッキンの汚れを予防するコツを2つ紹介するので、普段から取り入れてはいかがだろうか。

カビの発生を防ぐ簡単な方法

【お風呂からあがるときに水気を拭き取る】
カビは湿気が高く、水分の多い場所で繁殖しやすい。そのためカビの発生を予防するには、風呂パッキンに水気を残さないことがポイントだ。お風呂からあがるときにマイクロファイバークロスやワイパーなどで、風呂パッキンに付着した水気を拭き取る習慣をつけよう。また、風呂場は常に換気するのがよい。

【熱いお湯をかける】
カビの養分となる皮脂汚れなどを落としてカビの発生を予防するためにも、風呂の使用後に熱いお湯をかけるのがおすすめだ。50℃以上のお湯を、風呂パッキンや浴室全体に5秒以上かけよう。あわせてこまめに掃除することもカビ対策となる。

結論

風呂パッキンの簡単掃除法として、カビ取り剤(塩素系漂白剤)・酸素系漂白剤を使った方法を紹介した。頑固なカビがある場合はカビ取り剤や塩素系漂白剤を選び、カビをキレイに落とそう。あわせて予防法も習慣的に取り入れ、風呂パッキンを衛生的に保ってほしい。
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  • 更新日:

    2023年2月19日

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