目次
1. トイレは毎日掃除したほうがいい?

トイレを清潔に保つためには定期的な掃除が必要だ。適切な掃除頻度をチェックしておこう。
便器や便座は毎日掃除したほうがよい
使用人数や頻度によって異なるが、便器や便座は毎日掃除するのが理想だ。汚れを放置すると落としにくくなるので、軽度なうちに掃除しておきたい。
家族が少なかったり毎日掃除するのが難しかったりする場合でも、一週間に1回は便座と便器をキレイにしよう。5分で終わる簡単な掃除なら手間がかからない。なお、壁やドア、床は週に1回、タンクは月に1回の掃除を目安にしよう。
2. 5分で終わるトイレ掃除のやり方

5分で終わるトイレ掃除のやり方を場所別にまとめた。壁・ドア、便座、便器内、床・スリッパにわけて解説する。
1回5分の掃除の手順
【壁やドアを拭き掃除する】
まずは壁やドアを水拭きする。かたく絞った雑巾、もしくはトイレ用の掃除シートを活用しよう。上から下に向かって拭くのがポイントだ。ドアノブや温水洗浄便座のリモコン、ペーパーホルダーの上は汚れやすいので、念入りに掃除する。
汚れがひどい場合は、台所用中性洗剤を数滴ほど水にたらして水拭きをしよう。それから洗剤が残らないように拭き取り、乾拭きで仕上げをしてほしい。ただし、水拭きができるのはビニールクロスだけだ。少量の水をたらして、はじくようなら水拭きできる。
【トイレ除菌シートで便座を拭く】
トイレの除菌シートを使い、便座のフタと便器の表側、下側の順番で拭く。それから便座の裏側やフチの周りを拭き取ってほしい。
汚れが軽度なところから始めて、あとから汚れやすい部分をキレイにするのがポイントだ。便器と床の間や裏表の境目は汚れやすいので、念入りに掃除しよう。
【ブラシで便器内を磨く】
トイレ用の中性洗剤を吹きかけて、トイレ用ブラシで磨けばOKだ。軽度な汚れならトイレ掃除は5分で終わる。
頑固な汚れはトイレットペーパーでパックしよう。便器内にトイレットペーパーをかぶせて、洗剤を吹きかけてほしい。しばらく放置してからブラシでこすれば、汚れがキレイに落ちる。
【床やスリッパをキレイにする】
トイレの床はトイレ用の掃除シートで掃除しよう。トイレ用の柄が短いフロアワイパーを使えば、より簡単にトイレ掃除ができる。トイレ用スリッパの裏側に付着した汚れも、あわせて拭き取っておくとよい。
3. 月1回は行いたいトイレの念入りな掃除方法

月に1回ほど念入りに掃除すれば、トイレは清潔に保てる。5分で終わる簡単なトイレ掃除とあわせて、実践しよう。
普段掃除しない細部を掃除する
タンク付きトイレの場合はタンクの内部を掃除する。トイレタンク洗浄剤を使えば、入れてから一定時間放置するだけなので簡単だ。トイレの換気扇はカバーを外して掃除機でホコリを吸い取るとよい。
温水洗浄便座の場合は、シャワーノズルを引き出してトイレ掃除用シートで拭き取ろう。引き出し方はメーカーや機種によって違うので、説明書で確認する。
トイレブラシは、ハイターなどの薄めた塩素系漂白剤でつけ置きして除菌しよう。牛乳パックをカットして、ビニール袋を入れた容器を使用するとよい。あとは除菌したブラシをキレイにすすいで、天日干しでしっかりと乾燥させればOKだ。
4. トイレ掃除が簡単になるコツ

トイレ掃除の手間が軽減できるコツを紹介しよう。5分で終わるトイレ掃除とあわせて実践すれば、さらに時短につながる。
なるべく布製品を置かない
トイレマットや便座カバーがあると、掃除の邪魔になりやすい。トイレ掃除のたびに取る必要があるため、手間がかかるだろう。汚れが付着したりにおいを吸い込んだりするので、衛生面でも問題がある。なるべく布製品を少なくすることで、掃除の手間を軽減できるだろう。
ブラシ不要の洗剤を活用する
スクラビングバブルの「超強力トイレクリーナー」など、ブラシ不要の洗剤を使用する。かけてから放置するだけよく、こすらなくても汚れがキレイに落ちるだろう。
トイレブラシが不要になるので、保管や除菌などの手間も省ける。しかし、頑固な汚れになると落ちにくくなる。ブラシ不要の洗剤を使って、こまめにトイレ掃除をすることが大切だ。
結論
5分で終わる簡単な掃除を毎日続ければ、トイレは清潔に保てる。壁やドア、便座、便器内など、場所別の掃除方法をチェックしておこう。トイレタンクやシャワーノズルは、月に1回の念入りなトイレ掃除でキレイにしてほしい。布製品を置かない、ブラシ不要の洗剤を使うなど、トイレ掃除を楽にするコツもあわせて実践しよう。