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鍋の焦げ付き

この方法、天才か?太陽の光でキレイになる!?鍋の焦げ付きを除去する意外すぎる方法とは

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2023年3月 3日

料理をしていると、どうしても鍋の焦げ付きが気になるという方もいるだろう。焦げ付きは鍋底ばかりではなく、側面にも広がっていく。鍋の焦げ付きがひどくなると、なかなか落ちなくて苦労することも多い。ここでは、鍋の焦げ付き除去の意外な方法と、素材別に適した方法を紹介しよう。

  

1. 鍋の焦げ付き除去の意外な方法とは?

日光
鍋の焦げ付き除去方法として、研磨剤を含むクレンザーやメラミンスポンジなどを使うという方も多いだろう。しかし、ここでは天日干しという意外な方法を紹介しよう。

天日干しで焦げを落とす方法

鍋の焦げ付き除去方法は、鍋の素材によって違ってくる。しかし、ここで紹介するのは、すべての鍋の素材に共通して使えるという意外な方法だ。
天日干しで鍋の焦げ付きを除去する方法は、鍋の焦げた部分に日が当たるように、ちょうどよい場所を選んで干すだけだ。そのままの状態で1週間以上天日干ししたあと、木べらなどで焦げ付きをこすり落とす。シンプルで意外な方法だが、鍋の素材を選ばない安全な方法といえる。

天日干し以外は鍋の素材に注意が必要

天日干しで鍋の焦げ付き除去をするのは意外な方法だが、鍋の素材を気にする必要がないところがメリットだ。天日干し以外の方法では、金属製たわしやスチールウール、重曹、酢などの利用が考えられる。しかし、鍋の素材によってはキズが付くこともあり、利用アイテムとの相性で変色や劣化の原因となるため注意が必要だ。

2. 鍋の素材別の焦げ付きの除去方法

鍋
鍋には、さまざまな素材がある。それぞれの素材別に鍋の焦げ付き除去方法を紹介しよう。

鍋の素材別の掃除方法

【ステンレス鍋の場合】
鍋の素材として多いのがステンレスではないだろうか。ステンレスは、サビにくいが焦げ付きやすい素材だ。ステンレス鍋の焦げ付き除去方法に使うのは、重曹だ。鍋に水を入れ、小さじ1~2杯程度の重曹を投入して沸騰させる。泡がなくなるまで沸騰させたら、一晩放置する。翌日スポンジでこすって焦げを落とす。

【アルミ鍋の場合】
軽くて手ごろな値段が魅力のアルミ鍋。サビには強いがアルカリ性には弱いという特徴がある。そのため、ステンレス鍋のように重曹を使うのはNGだ。黒ずみの原因となってしまう。
アルミ鍋の焦げ付き除去は、お酢を使うのがおすすめだ。鍋に水を入れて、大さじ1~2杯程度のお酢を入れ、沸騰させる。そのまま一晩置いてから、スポンジでこすって焦げを落とす。

【テフロン鍋の場合】
テフロン鍋は、ステンレスやアルミにフッ素をコートして、焦げ付きにくくした鍋だ。テフロン鍋は、フッ素コートがはがれないように注意して、鍋の焦げ付きを除去する必要がある。テフロン鍋の焦げ落としは、水を入れて沸騰させ焦げを落とす方法がおすすめだ。もともと焦げ付きにくいのが特徴なので、簡単に鍋の焦げ付き除去ができる。

【ホーロー鍋の場合】
ホーロー鍋は、鉄などの金属にガラスの粉を吹き付けて作られたものだ。表面がガラスの鍋なので、非常にデリケートだ。ホーロー鍋の焦げ付き除去は、ホーロー鍋をお湯に浸して焦げを柔らかくするのがコツだ。そのあとで、食器用洗剤とスポンジで焦げを落とす。
それでも、落としきれないガンコな焦げは、オキシクリーンを使ってみよう。
鍋に水を入れて中火にかけ、スプーン3杯程度のオキシクリーンを入れてよく混ぜる。弱火で煮立たせたら、そのまま鍋が冷めるまで放置する。中身を捨てて柔らかいスポンジで焦げを落とせば、キレイになる。

【鉄鍋の場合】
鉄なべの焦げ付き除去に向いているのは、意外な方法だが徹底的に空焚きすることだ。鉄鍋は素材として非常にタフなので、空焚きして、焦げを完全に炭化させてしまう。そして金属のヘラなどでこすり落とす。洗剤を使って焦げを落とすと、なじませた油が取れてしまうので、水だけで手入れをすることがポイントだ。

【銅鍋の場合】
銅はデリケートな素材なので、銅鍋の焦げ付き除去は慎重にしたい。水を鍋に入れて沸騰させ焦げを落とす。それでも落ちない場合には、クエン酸やお酢を使って落とす。
銅鍋の焦げ付き除去をするときには、重曹は使えない。銅と反応して黒ずみの原因となる。

【ガラス鍋の場合】
ガラス鍋の焦げ付き除去方法は、お酢や重曹を使う。焦げ付きが浸る程度にお湯を入れ、お酢なら大さじ2杯ほど、重曹なら大さじ1杯ほどを入れる。ガラス鍋を火にかけ沸騰させ、そのまま10分程度弱火にかける。火を止めて半日ほど放置し、スポンジでこする。

【土鍋の場合】
陶器でできた土鍋の焦げ付き除去におすすめなのは、少し意外な方法だ。焦げの原因となった食材によって、重曹かお酢を使い分ける。
肉、魚、卵、穀類などでできた焦げは、酸性なので重曹を使う。野菜やキノコ、豆腐などでできた焦げはアルカリ性なのでお酢を使う。
注意したいのが洗剤の浸け置きはしないということだ。土鍋の表面には無数の穴が開いており、浸け置きをするとその中に洗剤の成分が入り込んでしまう。

3. 鍋の焦げ付きを予防するコツ

鍋
鍋の焦げ付きを除去するためには、かなりの手間が必要になる。焦げ付きを予防するコツも確認しておこう。

火力を強くしすぎない

鍋の焦げ付きの原因は、火力が強すぎることだ。レシピで強火とあっても、鍋底から大きくはみ出すような強火では、鍋の表面は焦げやすくなってしまう。鍋底の大きさに合わせて火力を調節することで、焦げ付きを予防できる。

焦げ付きにくい鍋を選ぶ

もともと焦げにくいという鍋を選ぶこともひとつの方法だ。フッ素加工された鍋やステンレス多層鍋などを選ぶと焦げ付きにくくなる。

結論

鍋の焦げ付き除去に効果的で、意外な方法が天日干しだ。この方法ならどのような素材の鍋の焦げ付きにも対応することができる。天日干し以外の方法では、素材に適した鍋の焦げ付き除去をしないと、素材を傷めてしまう可能性もある。鍋の焦げ付きを防ぐためには、強すぎない火力に調節することと、焦げにくい鍋を使うことだ。
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  • 更新日:

    2023年3月 3日

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