目次
1. 魚焼きグリルの汚れの原因とは?

こびりつきやすい魚焼きグリルの汚れ。その原因は一体何なのだろう。
主な原因は油汚れと焦げ
魚焼きグリルを使用すると、魚が香ばしく焼ける反面、調理後の汚れは避けて通れない。魚焼きグリルに付着する汚れの主な原因は、魚から出る余分な油と焦げだ。魚焼きグリルで調理すると、魚の余分な油を除去できるのがメリットだが、その油がグリル内に落ちたり、飛び散ったりすることで油が付着し、汚れにつながる。また、魚を焼く際に網に魚の身や皮がくっついて、焦げてしまう。これも魚焼きグリルの汚れの原因になり、放置することで、より簡単除去するのが難しい汚れになってしまうのだ。
2. 魚焼きグリルの汚れの簡単除去方法

ここからは、魚焼きグリルの簡単除去方法を紹介する。掃除を開始する際は、手荒れを防止するため、ゴム手袋を着用しよう。
網の掃除方法
魚焼きグリルの網の汚れは、焦げ汚れに有効な重曹を使うと簡単除去できる。まず、網が浸かる程度の大きさの桶や網が入る袋に、網と40度前後のお湯と重曹を入れ、よく溶かす。重曹の量はお湯1Lに大さじ2杯程度を目安にしてほしい。そして10分程度、しつこい汚れの場合は1時間程度放置しよう。重曹に浸けて落ちやすくなった汚れを、スポンジや古い歯ブラシなどを使って落としていく。なかなか落ちない頑固な汚れにはメラミンスポンジが効果的だ。その後、お湯を使って汚れを洗い流そう。
受け皿の掃除方法
魚焼きグリルの受け皿の汚れは、主に魚から垂れた油汚れだ。そのため、油汚れに効果が期待できるセスキ炭酸ソーダを使用して掃除する。セスキ炭酸ソーダ水を受け皿全体にスプレーし、スポンジでこすり、お湯ですすぐ。セスキ炭酸ソーダ水スプレーは市販もされているが、水500mlにセスキ炭酸ソーダ5gを溶かすことで作ることができる。長時間放置してしまい、こびりついてしまった頑固な汚れには、網と同様に浸け置きがおすすめだ。熱めのお湯1Lにセスキ炭酸ソーダを大さじ1溶かし、1時間程度浸けておき、スポンジや古い歯ブラシなどでこすり落とす。さびを防止するためにもしっかり乾燥させてから庫内に戻そう。水を入れて使用する魚焼きグリルの場合、水と一緒に片栗粉を溶かして入れた使い方をすると調理時に受け皿に落ちた脂が一緒に固まるため、掃除がしやすくなるので、こちらも合わせて覚えておこう。
庫内の掃除方法
セスキ炭酸ソーダ水を庫内全体に多めにスプレーし、キッチンペーパーで覆う。30分から1時間おき、スポンジやクロス、頑固な汚れの場合はメラミンスポンジを使用し、こすっていく。庫内まで掃除する人は少ないかもしれないが、実は魚の油が飛び散っているため、かなり汚れている。紹介した魚焼きグリルの汚れの簡単除去方法を定期的に実践してほしい。
3. 汚れ除去後の魚焼きグリルをキレイに保つコツ

ここまで魚焼きグリルに付着した汚れの簡単除去方法を詳しく説明してきた。ここからは、掃除をより簡単にするために魚焼きグリルをキレイに保つコツを紹介していこう。
予熱してから使う
魚焼きグリルを使用する前に、3分ほど余熱しておくことで、焦げ付きを抑えることができる。また、庫内をあらかじめ温めることで、魚焼きグリルに付着した汚れを簡単除去できるだけでなく、皮がパリッと焼き上がり、美味しく調理もすることができるのだ。
受け皿にアルミホイルを敷く
アルミホイルを受け皿に敷くこともおすすめだ。受け皿の油をアルミホイルが受け止めてくれるため、受け皿への汚れの付着を防ぐことができる。ただし注意が必要なのは、魚の油に引火してアルミホイルが燃える可能性があることだ。アルミホイルを引く際には、魚焼きグリルの説明書を確認し、使い回さず毎回交換してほしい。
結論
今回は魚焼きグリルの汚れの簡単除去方法を紹介した。魚焼きグリルの汚れは重曹やセスキ炭酸ソーダを使用すると除去できるが、一番大切なことは、汚れを長期間付着したままにせず、こまめに掃除することだ。そうすれば、より手間がかからずに魚焼きグリルの汚れを除去することができる。今回紹介した魚焼きグリルの汚れの簡単除去方法を参考に、できるだけこまめに掃除をし、魚焼きグリルをキレイに保ってほしい。