ベランダを水なしで掃除する方法は？重曹と新聞紙で簡単にキレイに！

1. ベランダの汚れの原因とは？

ベランダの汚れの正体は、風で飛んでくる土埃や砂埃、枯れ葉などのゴミが多い。大通りに面したマンションなどは、車の排気ガスの影響でベタベタとした油で汚れてしまうこともあるだろう。注意してほしいのが、鳥のフンによる汚れである。鳥のフンには病原菌が含まれていることもあるため、健康被害に繋がる恐れがあるのだ。これらのベランダの汚れは、どのくらいの頻度で掃除すれはよいのだろうか。

ベランダの適切な掃除頻度

ベランダの掃除は、月に1回程度が好ましい。難しい方は最低でも数カ月～半年に1回の頻度で掃除しよう。頻度が少なければ少ないほど汚れが溜まって掃除が大変になるので、こまめに掃除するとなおよい。

ベランダ掃除をするタイミング

ベランダ掃除をするタイミングは、湿度が高い曇りの日や雨上がりがおすすめだ。晴れているほうが掃除しやすそうだが、埃が舞うことを考えると、ある程度湿っているほうがやりやすい。

逆に風が強い日は、ほうきで掃くと埃やゴミが舞いやすいため避けてほしい。ベランダ掃除は体力を使ううえに時間もかかる作業なので、体調や気候を考慮して無理なく行おう。

2. ベランダを水なしで掃除する方法

ベランダ掃除をするタイミングが分かったところで、水なしで掃除するやり方を見ていこう。ポイントを押さえれば、短時間で水なし掃除ができるのでぜひ参考にしてほしい。

壁や手すりを重曹水で拭く

ベランダでとくに汚れている箇所は、手すりや壁、室外機である。汚れを放置していると簡単には落ちないこともあるので、重曹水を使って拭くとよい。水200mlに対して重曹を小さじ2入れた重曹水に雑巾などを浸し、絞って拭いていこう。金属部分を重曹水で拭いた場合、金属が傷む可能性があるので、最後に必ず水拭きをして重曹水が残らないようにしてほしい。

新聞紙を濡らして床を掃除する

次に、ベランダの床の水なし掃除方法だ。新聞紙を水で濡らして細かくちぎったら、ベランダに撒いてほうきで履けば汚れが取れる。これで汚れが取れない場合は、水を重曹水に変えるとしつこい汚れも落ちやすいだろう。使い終わった新聞紙を捨てたら、床の水なし掃除は完了だ。

鳥のフンを除去する

ベランダの手すりに鳥のフンがこびりついている場合、早急に取り除こう。酸性である鳥のフンは、健康被害があるだけでなく、金属の手すりに触れたままだと傷んでしまう可能性があるのだ。

鳥のフンも水なしで掃除が可能な汚れなので安心してほしい。鳥のフンを掃除する際は、マスクとゴム手袋を必ず着用して、使い捨てできる布や紙で取り除こう。中性洗剤を使ってしっかり落とすのがおすすめだ。ブラシなどを使って落とした場合は、使用後のブラシはしっかり消毒してほしい。

3. 掃除後のベランダをキレイに保つコツ

ベランダは日々のちょっとした工夫でキレイに保つことができる。ベランダが汚れやすい方は、以下のポイントを押さえて水なしでラクに掃除できるようにしよう。

不要なものを置かない

ベランダでガーデニングをしたり、物置化したりしている方は注意してほしい。ものがたくさんあると埃やゴミが溜まりやすくなるのだ。ベランダにはできるだけものを置かず、どうしても置いておかないといけないものは収納ボックスを設けてスッキリさせよう。不要なものを置かないことで、水なしでも掃除がしやすくなるといったメリットもある。

こまめに掃除する

キレイに保つためには、汚れに気付いたらすぐに掃除をすることが大切だ。定期的に掃除することで、汚れやゴミの蓄積を防げる。手すりは布団を干すことがある場所なので、よく水拭きしている方もいるだろう。その際、ついでに周辺の汚れも拭いておくのがおすすめだ。

結論

ベランダの水なし掃除の方法を紹介した。体力や時間をくうためつい放置しがちだが、汚れやゴミが蓄積されると余計時間がかかってしまう。ベランダの汚れに気付いたら、本記事の水なし掃除法を実践するとキレイな状態を長く保てるだろう。