目次
- 湿度が高い
- 温度が20~30℃
- 皮脂汚れ、石けんカスなどの栄養が豊富
- カビとり用の洗剤
- ゴム手袋
- マスク
- スポンジ
- 歯ブラシ
- 浴室全体にシャワーをかける
- カビ取り用洗剤を黒カビにかける
- 1時間ほど放置する。気になるタイルの目地、ゴムパッキンは歯ブラシでこする
- シャワーで洗剤を洗い流す
- 水気を切る
- 塩素系カビとり洗剤
- ゴム手袋
- マスク
- スポンジ
- 歯ブラシ
- キッチンペーパー
- ラップ
- 浴室を乾燥させる
- 黒カビが発生している場所や気になる箇所に塩素系カビとり洗剤をかける
- その上からキッチンペーパーを被せ、ラップで覆う
- 5~6時間程度放置する。気になるタイルの目地、ゴムパッキンは歯ブラシでこする
- シャワーで洗剤を洗い流す
- 水気を拭きとる
1. 浴室に発生するカビの種類

浴室に発生するカビには、黒カビや赤カビといった種類がある。それぞれどのような特徴があるのだろう。
黒カビ
浴室の黒カビが発生しやすい条件は以下の3つだ。
この3つの条件が揃うと、黒カビはあっという間に繁殖してしまう。黒カビは、見た目が悪いだけではない。胞子が空気中に放出され、それを吸い込むことでぜんそくやアレルギーの原因になる可能性もある。黒カビは表面だけでなく、深く根を張る特徴があるので、早めに対処することが大切だ。
赤カビ
赤カビは、ピンクヌメリとも呼ばれている。「ロドトルラ」という酵母菌の仲間だ。黒カビと同様、皮脂汚れなどを栄養分とし、高温多湿を好む。黒カビのような健康への害はないとされている。しかし、赤カビが繁殖する環境は、同時に黒カビも繁殖しやすい環境でもある。赤カビは中性洗剤とスポンジで簡単にとることができるので、こまめに掃除をすることだ。
2. 浴室の黒カビを簡単にとる裏技

浴室の黒カビを簡単にとる裏技を覚えておくと、お風呂掃除もずいぶん楽になるだろう。
少量の黒カビの落とし方
【掃除に必要なもの】
部分的な浴室の黒カビを簡単にとる裏技を紹介しよう。必要なものは以下の通りだ。
カビとり用の洗剤は、強い薬品が含まれている。肌に付着しないようにゴム手袋は必須だ。
また、黒カビに噴霧したときに吸い込んでしまわないようにマスクも必ず着用しよう。歯ブラシは、隅やゴムパッキンの黒カビを落とすために便利だ。
【掃除の手順】
大量の黒カビの落とし方
【掃除に必要なもの】
浴室全体が黒カビだらけになってしまったときに使える、浴室の黒カビを簡単にとる裏技を紹介しよう。必要なものは以下の通りだ。
根が深く、ガンコな黒カビを簡単にとる裏技では、キッチンペーパーとラップがポイントとなる。
【掃除の手順】
3. 浴室の黒カビの発生を防ぐコツ

浴槽の黒カビを簡単にとる裏技を紹介したが、黒カビの発生を予防すれば、裏技を使うこともない。黒カビの発生を防ぐコツを紹介しよう。
黒カビの予防法
【熱いお湯をかける】
熱いお湯をかけることで、表面で成長する黒カビを死滅させることができる。50℃以上のお湯を5秒以上、浴室内や壁にかける。熱いお湯をかけたあとは、冷水をかけて温度を一気に下げ、さらに黒カビが発生しにくい環境にするとよい。
【水気を残さない】
黒カビが好むのが湿気だ。普段から水気を残さないようにしよう。床や壁はワイパーを使えば簡単に水気がとれる。シャンプー容器などの底に溜まった水分、洗面器に溜まった水分、垢スリタオルの水分など、見逃しがちなので注意しよう。
【常に換気する】
黒カビの発生を抑えるためには、換気も重要なポイントだ。浴室に換気扇がある場合には、24時間回しておく。電気代は1ヶ月で100~300円程度だ。浴室に窓がある場合には、こまめに開けて、浴室に湿気をこもらせないことだ。
【アルコールで除菌する】
黒カビは細菌の一種だ。アルコール除菌をすることで黒カビの発生を防止することができる。黒カビが発生しやすい場所にシュッとひと吹きしておくとよい。また、天井や壁の高い場所など、手が直接届かない場所は、フロアーワイパーのドライシートにアルコールを含ませて拭くと簡単に除菌ができる。
結論
浴室には、主に黒カビと赤カビが発生しやすい。浴室の黒カビを簡単にとる裏技は、塩素系カビとり洗剤を使うことだ。浴室の黒カビの状態がひどく、根が深くなってしまっている場合は、キッチンペーパーとラップを使った裏技で簡単にとることができる。黒カビを予防するコツは、50℃以上のお湯をかけること、水気を残さないこと、換気をすることなどだ。黒カビは健康にも影響するので、早めに対策をしておこう。