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粉末タイプ洗剤

粉末タイプ洗剤の意外なメリットとは?正しい使い方や注意点を解説

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2023年3月12日

洗濯には液体タイプ洗剤を使っているという方も多いだろう。少し前までは粉末タイプ洗剤が主流だった。だからといって、液体タイプ洗剤の方が粉末タイプ洗剤よりも性能が劣っているというわけではない。粉末タイプ洗剤には意外なメリットがたくさんある。粉末タイプ洗剤の正しい使い方と、液体タイプ洗剤との使い分けを紹介しよう。

  

1. 粉末タイプ洗剤の意外なメリットとは?

洗濯
粉末タイプ洗剤は液体洗剤に比べて、いくつかの意外なメリットがある。

洗浄力が高い

粉末タイプ洗剤は、液体タイプ洗剤よりも洗浄力が高いという意外なメリットがある。弱アルカリ性で、酸性汚れである食べこぼし、油汚れを落とす力がある。作業着や体操着など、汚れのひどい衣類に最適だ。

コスパが良い

液体タイプの洗剤に比べて、価格が抑えられているのも粉末タイプの洗剤の意外なメリットだ。コスパが良いので、家族が多く、洗濯回数が多くなる家庭では経済的といっていいだろう。

2. 粉末タイプ洗剤の意外なデメリットとは?

時計
粉末タイプ洗剤には、デメリットもある。

水に溶けにくい

粉末タイプ洗剤は、液体タイプ洗剤に比べて、水に溶けにくいというデメリットがある。水に溶け残った洗剤成分が繊維に残ってしまう可能性があるので、すすぎは最低でも2回は行わなくてはならない。溶けやすくするためできるだけお湯を使って洗濯することをおすすめする。

水と時間が必要になる

粉末タイプの洗剤は水に溶けにくいため、すすぎの回数を多くしなくてはならない。すすぎの回数が多くなるということは、使う水の量や時間がかかるということだ。節水や時短には不向きな洗剤といえる。

3. 粉末タイプ洗剤と液体タイプ洗剤はどっちがいい?

靴下
粉末タイプのメリット・デメリットを紹介してきた。では、粉末タイプ洗剤と液体タイプ洗剤のどちらを使った方がいいのだろう。

汚れ具合によって使い分ける

油汚れや泥汚れが少ない場合には、液体タイプ洗剤で十分だ。液体タイプ洗剤の方が、時短で水道代も節約できる。また、シルクやウールなどデリケート素材の衣類を洗濯する場合には、中性の液体タイプの洗剤で繊維へのダメージを極力避けるようにする。
泥汚れや皮脂汚れなどがひどい場合には、粉末タイプ洗剤を使う。液体タイプ洗剤を使っていたけれど、黄ばみなどがなかなか落ちないという場合、粉末タイプ洗剤を使ってみよう。普段は液体タイプの洗剤を使って、定期的に粉末タイプの洗剤を使うという方法もおすすめだ。

4. 粉末タイプ洗剤を使った正しい洗濯方法

粉末タイプ洗剤
粉末タイプの洗剤は、正しい使い方をしないと洗剤成分が残ってしまうことがある。

粉末タイプ洗剤の使い方のコツ

【使用量を守る】
粉末タイプの洗剤は、使用量を守ることが大切だ。汚れを落とすために、多めに洗剤を投入する方もいるが、繊維への洗剤残りとなってしまう。繊維に洗剤成分が残ってしまうと敏感肌の人は、肌荒れやかゆみの原因となるので注意しよう。

【水は溶けやすい温度にする】
粉末タイプの洗剤は、低い温度では溶けにくいという性質を持っている。そのため、水の冷たい冬には、最初にお湯に溶かしてから洗濯機に入れると、溶け残りがなくなる。

【投入口があれば使う】
洗濯機に洗剤の投入口があれば、積極的に使うことだ。投入口を使えば、粉末タイプの洗剤の溶け残りを防ぐことができる。衣類に直接粉末タイプの洗剤をふりかけてしまうと、洗い上がったときに溶け残った洗剤が衣類にこびりついたままということが起こる。投入口を使えば、まんべんなく洗濯槽に洗剤の成分が溶けるので、汚れ落ちがよくなる。

結論

粉末タイプの洗剤の意外なメリットとして、洗浄力の高さ、コスパの良さがある。デメリットとしては、水に溶けにくい、水と時間がかかるなどがある。粉末タイプの洗剤の正しい使い方は、使用量を守り、溶けやすい温度で洗濯することだ。液体タイプの洗剤と粉末タイプの洗剤は、それぞれメリット・デメリットがある。衣類の種類や汚れによって使い分けよう。
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  • 更新日:

    2023年3月12日

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