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シールのベタベタの簡単除去方法とは?残った粘着剤の剥がし方を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年4月10日

子どもが壁や家具などにシールを貼り、剥がしたあとシール粘着部分のベタベタが残ってしまって困ったことはないだろうか。ここではシールのベタベタの簡単除去方法を紹介する。シールのベタベタに困っている人は、ぜひ試してみてほしい。

  

1. シールのベタベタが付着する原因とは?

シール
貼ってすぐのシールは引っ張ればキレイに剥がれることが多いが、貼ってしばらく放置したシールを剥がそうとするとベタベタが残ってしまう。ここではシールのベタベタが付着してしまう原因を紹介しよう。

主な原因は粘着剤

シールの裏面には、シールと接着物の間のすきまを埋めて密着させるために「粘着剤」が塗られている。食器購入時によく貼ってあるシールを剥がさずに水で洗ってしまうと、シールのベタベタが残ってしまうように、粘着剤には弾性と粘性があるため、水などで流し落とすことは難しい。粘着剤は乾燥することでより粘着力が強くなり、時間が経過するほど剥がしにくくなってしまう。シールのベタベタが付着してしまう原因は、乾燥などにより、粘着剤の力がより強力になってしまうためである。

2. シールのベタベタの簡単除去方法

洗剤
シールのベタベタは意外なものを使用することで簡単除去できる。シールのベタベタが残ってしまったときの簡単除去方法を紹介しよう。

洗剤で除去する方法

シールのベタベタは洗剤を使用すると簡単除去できる。
【食器用中性洗剤】
食器用中性洗剤に含まれている「界面活性剤」がシールのベタベタに効果的だ。界面活性剤は水をシールにしみ込ませる働きがあり、シールの粘着力を低下させ、シールが剥がれやすくする。剥がれないシールの部分に食器用中性洗剤を塗り、上からラップでパックする。10分ほど置いたらシールをゆっくり剥がしてみよう。
【セスキ炭酸ソーダ】
シールのベタベタした部分は酸性の汚れなので、アルカリ性のセスキ炭酸ソーダを使用すれば、汚れが中和し剥がれやすくなる。100倍程度に薄めたセスキ炭酸ソーダを霧吹きなどに入れ、シール部分に吹きかけ上からラップで覆う。10分ほどたったらシールを剥がし、セスキ炭酸ソーダを拭き取れば完了だ。

身近なアイテムで除去する方法

ほかにも、身近なものを使ってシールのベタベタを簡単除去する方法を紹介する。
【ハンドクリーム】
ハンドクリームに含まれている油分を利用して、シールのベタベタをキレイにする方法だ。ワセリンなどの油分が多く含まれているクリームを使用すると、なお効果的である。ハンドクリームをシールが隠れるくらいたっぷりと表面に塗る。10分ほど放置し、シールをゆっくり剥がそう。
【除光液 】
マニキュアを落とすための除光液でも、シールのベタベタを簡単除去できる。コットンやティッシュなどに除光液をしみ込ませ、ベタベタしている部分を拭き取るだけで落ちる。ただし油性の除光液を使用すると、プラスチックや塗装部分が溶けてしまう可能性があるため、水性の除光液を選ぶと安心だ。
【セロハンテープ】
セロハンテープの粘着を利用して、シールのベタベタを簡単除去するのも手である。5cmほどの長さにセロハンテープをカットし、粘着部分が外側になるよう輪を作る。輪の中に指を入れてシールのベタベタ部分にセロハンテープの粘着部分を押し当てる。セロハンテープをくっつけたり離したりするのを何度も繰り返すと、少しずつベタベタが剥がれてくる。ガムテープでも代用可能だが、粘着が強すぎるとシールを貼った素材の塗装を剥がしてしまう原因になるので、注意が必要だ。
【ドライヤー】
ドライヤーでシールのベタベタ部分をあたためると、ベタベタが溶けて落としやすくなる。粘着剤がこびりついた部分にドライヤーの熱風を30秒ほど当てる。ベタベタ部分が溶けてやわらかくなったら、ティッシュで拭き取ろう。これは、シールを貼ってある素材が薬剤に弱い性質の場合におすすめの方法だ。できるだけ近い距離で熱風を当てると、溶けやすくなる。
【消しゴム】
食器やプラスチック製品などを購入した際に貼られているシールのベタベタには、消しゴムを使用するとよい。消しゴムでベタベタ部分をこすると、摩擦の働きによってシールのベタベタを取り除くことができる。消しゴムは、黒ずんでいないキレイな状態のものを使用してほしい。消しゴムが汚れているとシールを貼った素材を汚してしまう可能性があるため、事前にキレイにしてから使用するようにしよう。

3. シールのベタベタを除去する際の注意点

スプレー
シールのベタベタを取り除くことに集中していると、ついシールを貼った素材のことを忘れてしまいがちだ。シールのベタベタを除去する際の注意点を紹介する。

素材との相性に注意する

シールをどの素材に貼ったかによって、適するベタベタの除去方法や注意点は変わる。プラスチックや金属、木材、ガラスなどさまざまな素材があるが、アイテムとの相性が悪いと素材の色が変化する、塗装が剥がれる、傷がつくなどの可能性がある。まずが別の部分で変色するかを試してみるなどの工夫が必要。いずれに対してもまずは「水」や「熱」だけで試してみよう。それでも剥がれない頑固なベタベタは、食器用中性洗剤や除光液、クリームなどを使用してみることをおすすめする。とくに注意したい素材は木材だ。木材は繊細なため、洗剤などの水分を含むものをなるべく使用せずに除去すること。木目に沿ってシールを剥がすと、木材を傷つけることなくベタベタを除去しやすい。

結論

シールのベタベタは、洗剤や身近なものを使用すれば簡単除去できるが、シールを貼った素材を傷つけない方法を選ぶことが大切だ。まずは目立たない場所で熱や洗剤などの溶剤を試してみて、材質に変色などの変化がないか確かめてから除去するとよい。
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  • 更新日:

    2023年4月10日

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