- フッ素樹脂加工(テフロン加工など):2年
- ダイヤモンド加工:2~3年
- マーブル加工:1~3年※加工層が多いほど長持ちする
- スーパーストーンバリア:2~3年
- セラミック:2年
- 鉄:10年以上
- ステンレス:10年以上
1. フライパンの正しい処分方法
フライパンの正しい処分方法としてまず思い浮かぶのは、自治体にゴミとして出すことではないだろうか。
自治体のルールに沿って廃棄する
フライパンの正しい処分方法は、自治体のゴミとして出す方法が一般的だ。注意しなくてはならないのが、自治体のルールに従って処分しなければならないということだ。自治体によっては以下のようなルールを設けている自治体がある。
【不燃ゴミとして出す自治体】
世田谷区、名古屋市、港区、横浜市、大田区など。名古屋市や横浜市はフライパンの直径が30cm以上の場合は粗大ゴミとなるなど、条件を設けている自治体もある。
【資源ゴミとして出す自治体】
大阪市(柄を除き30cm以下の場合)
【缶・びんとして出す自治体】
仙台市
ほとんどの自治体では、フライパンは不燃ゴミで処分できる。ただし、フライパンの大きさによっては、粗大ゴミとなる場合もある。各自治体で粗大ゴミの条件が異なるので注意しよう。
2. フライパンのそのほかの処分方法
フライパンの状態や販売店のサービスによっては、ほかの選択肢もある。
ホームセンターの回収サービスを利用する
ホームセンターによっては、フライパンを購入した場合、古いフライパンを無料で引き取るサービスをしている。なかには、引き取りのみでも無料で行ってくれるところもある。それぞれのお店で引き取り条件が異なるので、問い合わせてみるといいだろう。
新品同様なら売却できる可能性がある
使っていないフライパンは、売却できる可能性がある。リサイクルショップがあれば、一度査定してもらってもいいだろう。また、フリマサイトやオークションで売りに出すという方法もある。パッケージや付属品込みで出品すると高値がつく可能性がある。
不用品回収業者に依頼する際は「無許可の業者」に注意
フライパンだけでなく、ほかにも不用品を処分したい場合には、不用品回収業者に依頼するのがおすすめだ。不用品業者に依頼すれば、自治体のように収集日まで待つ必要がない。さらに、自宅まで引き取りに来てくれる。
ただし、無許可の業者でないか確認が必要だ。とくにトラックで流している不用品回収業は、無許可である可能性が高い。一般家庭から出るゴミは、すべて「一般廃棄物」となる。「産業廃棄物処理」や「古物商」といった免許では回収できない。依頼するときには「一般廃棄物許可免許」を持っていることを確認しよう。
3. フライパンの寿命は?捨てどきも知っておこう
フライパンの寿命はどれくらいなのだろう。フライパンの寿命の見極めを紹介しよう。
フライパンの寿命の目安と捨てどき
【素材別・寿命の目安】
フライパンの寿命は素材によって違ってくる。一般的な使い方をしている場合、以下のような寿命が目安となる。
【買い替えたほうがよい状態】
フライパンの状態によっては、寿命の目安よりも早く買い替えたほうがいい場合もある。
コーティングがはがれて、フライパンの層が見えるようになったら買い替えたほうがいいだろう。
また、焦げ付きが取れなくなったときも買い替えを検討したほうがいい。餃子の皮が焦げ付いてキレイに取れなかったり、オムライスの卵がキレイにはがれなかったりすると料理の見栄えが悪くなるだけでなく、ストレスにもなる。
結論
フライパンの正しい処分方法は複数ある。自治体のゴミとして出す場合はルールに従って処分しよう。無料で処分してくれるホームセンターもある。新品のフライパンなら、リサイクルショップやフリマなどで売却できる可能性も。フライパンの寿命は、素材によって異なることも覚えておきたい。コーティングがはがれてきた、焦げ付きやすいといった状態になったときには、買い替えを検討しよう。