目次
1. 教科書の安全な捨て方とは?

教科書の安全な捨て方を紹介する。3つのポイントをチェックしておけば、安全に処分できるだろう。
本当に不要かどうか確認する
必要な教科書を間違って処分しないことが大事だ。学校によっては、同じ教科書を2学年にわたって使用するケースもある。地図帳など配布したあと卒業まで使用する教科書も多い。
学校からのお知らせを確認して、本当に不要な教科書かチェックしよう。不安な場合は、前年度の教科書をしばらく保管しておくと安心だ。新年度が始まって、使用する教科書がハッキリしてから処分しよう。
個人情報が分からないようにする
名前など個人情報を消しておくのが、教科書の安全な捨て方だ。名前や学年、学校名が知られてしまうと、家族構成や自宅の場所が漏れる可能性がある。黒いフェルトペンで塗りつぶしたり、切り取ったりして消せば安心だ。
ノートやプリント、ドリルを一緒に処分する場合も同様に個人情報を消しておく。簡単に消せる個人情報保護スタンプがあると便利だ。写真シールも個人情報になるので、剥がしてから処分してほしい。
紙以外のものは取り除く
CDなど紙以外の付属品があれば、取り外してから処分する。材質が違うものは分別するのが、安全な捨て方の基本だ。下敷きやクリップなど教科書に挟まっているものがないか、確認してから処分しよう。CDがビニールに入っている場合は、あわせて取り外しておくとよい。
2. 教科書をごみとして処分する方法

教科書をごみとして処分するときの、基本的なルールをまとめた。安全な捨て方の基本として、チェックしてほしい。
教科書をごみに出す方法
【燃えるごみ】
教科書を指定のごみ袋に入れれば、燃えるごみとして処分できる。資源ごみには出せないような汚れた教科書は、燃えるごみとして処分してほしい。
教科書は重く角もとがっているので、指定のごみ袋にまとめて入れると破れる可能性がある。ハサミを使用して、小さくカットしてほしい。詳しい捨て方のルールは自治体の公式サイトで確認しよう。
【資源ごみ】
教科書は資源ごみとして処分するのが一般的だ。教科書をまとめてひもで縛り、資源ごみの日に収集場所に持っていく。
ただし、細かいルールは自治体によって異なるので、あらかじめ公式サイトで確認しておこう。ほかには、自治体や店舗が設置している、「リサイクルステーション」に持ち込む方法もある。
3. 教科書をごみ以外で処分する方法

教科書をごみとして処分する以外の、安全な捨て方を紹介しよう。売る方法と譲る方法をそれぞれ解説する。
教科書を売る
専門書買取専用店に教科書を売る方法だ。とくに大学の教科書は高価なので、高く売れる可能性がある。出張買取に対応した店舗なら手軽に利用できるだろう。
フリマアプリなら自分で価格を設定できる。無料配布されるような教科書でも、買い取ってもらえる可能性があるだろう。一方でどちらのケースでも、状態が悪かったり書き込みがあったりする教科書だと、買い取ってもらうのは難しい。
教科書を譲る
希望する相手がいるなら譲るとよいだろう。兄弟や親戚、近所に、同じ学校に通っている子どもがいれば、必要か確認してみるとよい。小学校の場合は無償で支給されるが、自宅用と学校用、塾用などに分けて使える。
ただし、状態が悪い教科書を相手に押し付けるのはNGだ。教科書は定期的に改訂されるので、古いものだと使用できない可能性もある。いつ改訂したのか確認しておくことが重要だ。
結論
安全な捨て方をチェックしておけば、教科書を安心して処分できる。不要かどうか確認する、個人情報を分からないようにするなどのポイントを、チェックしておこう。自治体のルールによって異なることがあるが、教科書は燃えるごみもしくは資源ごみとして処分するのが一般的だ。売る方法や譲る方法も紹介したので、安全な捨て方とあわせてチェックしておこう。