1. 洗濯物を速攻で乾かすためのポイント
洗濯物を速攻で乾かすためには、必要なポイントがいくつかある。
洗濯物の水分をなるべく減らす
洗濯物を速攻で乾かすためには、洗濯物が含んでいる水分をできるだけ減らすことだ。とくにデニムやスエットなどは、水分を多く含む素材なので、なかなか乾かない。洗濯物を脱水するとき、いつもよりも多めに脱水時間をセットすれば、水分を減らすことができるだろう。
風通しを良くする
厚手の生地やポケット・フードの付いた衣類は、生地が重なって風が当たらない部分が出て乾きにくくなる。生地が重ならないように裏返したり、フードハンガーを使ったりして風通しを良くしよう。
温度を高くして湿度は低くする
ジメジメして湿度が高い日よりも、晴れてカラッとした天気の良い日の方が洗濯物はよく乾く。できるだけ温度は高く、湿度は低い環境で干すのも洗濯物を速攻で乾かすには必要なポイントだ。
2. 洗濯物を速攻で乾かす裏技 | 干し方
洗濯物を速攻で乾かすためには、どのように干せばいいのだろうか。ここでは、洗濯物を早く乾かすための裏技を6つ紹介する。
洗濯物が早く乾く干し方
【乾いたタオルを入れて脱水する】
脱水中、できるだけ衣類の水分をとるための裏技だ。脱水がスタートする前に一時停止をして、乾いたバスタオルを入れよう。乾いたタオルがほかの衣類の水分を吸ってくれるため、早く乾きやすくなる。なかなか乾かないジーンズや厚手のパンツは、バスタオルにくるんで脱水すれば、さらに速攻で乾かすことができる。
【アーチ型にして干す】
風通しを良くするための裏技だ。アーチ型にして干すと、空気の流れが作られるため、早く乾かすことができる。アーチ干しの基本は長いものは両端に、短いものは真ん中に干すことだ。横から見ると、ちょうどアーチ型に見える。
【上下に新聞紙を敷く】
湿度を低くするための裏技だ。部屋干しした洗濯物の下に新聞を敷くと、新聞が湿気を吸収して除湿器のような働きをする。湿度が溜まりやすい床だけでなく、ピンチハンガーの上にも新聞紙を挟み込んでおくと除湿効果がアップするので試してほしい。
【太めのハンガーを使う】
空気の通りを良くするための裏技だ。太めのハンガーを使うことで生地と生地の隙間が作れるので、空気が流れやすくなる。クリーニングでもらう針金ハンガーだと、Tシャツを干すときなどには中で生地がピタッとくっついてしまう。太めのハンガーを使えば、早く乾くだけでなく、型崩れも防ぐことができる。
【洗濯物の間にスペースを作る】
こちらも空気の通りを良くするための裏技だ。洗濯物と洗濯物の間は、できるだけスペースを作ることだ。最低でも「こぶし1つ分」は離して干すようにしよう。
【裏返してから干す】
厚手の洗濯物は裏返して干す、という裏技だ。裏返して干すことによって、縫い目や重なったポケットに風が当たりやすくなり、速攻で乾かすことができる。洗濯するときから裏返しておけば、生地の傷みを防ぎ、色あせ防止にもなる。
3. 洗濯物を速攻で乾かす裏技 | 家電活用
洗濯物を速攻で乾かすには、気温や湿度など環境に左右されてしまう。そのようなときには、家電を活用しよう。
洗濯物を早く乾かせる家電活用法
【除湿器】
雨の日は湿度が高くジメジメしているため、洗濯物も乾きにくい。洗濯物を速攻で乾かすためには、湿度を下げることが必要だ。そこで、除湿器を使って部屋の湿気をとってしまおう。最近の除湿器は湿気をとる機能だけでなく、送風機能も付いているので、より早く洗濯物を乾かすことができる。
【エアコン】
エアコンには暖房、冷房、除湿機能が付いているので、季節に応じて洗濯物を速攻で乾かすことができる。冬場であれば室温を上げ、梅雨時であれば冷房や除湿で湿度を下げよう。エアコンは、温度、湿度、風と、速攻で乾かす裏技のポイントのすべてが揃っている家電だ。
【扇風機】
扇風機やサーキュレーターで洗濯物に風を当てると、早く乾かすことができる。洗濯物から出る水蒸気は下へ降りていくため、下の方が乾きが遅くなる。扇風機で洗濯物の下側に向けて風を送れば、より早く洗濯物が乾くようになる。
【布団乾燥機】
布団乾燥機と専用の衣類乾燥袋を使った裏技だ。まずは洗濯物を干したハンガーに衣類乾燥袋を被せよう。あとは布団乾燥機で熱風を送り込めば、速攻で乾かすことができる。短時間で乾燥させることができるため、生乾き臭の心配もない。
【浴室乾燥機】
浴室乾燥機が設置されていれば、活用することで洗濯物が早く乾く。洗濯物を乾かす前には、浴室内をしっかり乾燥させておくことが大切だ。
結論
洗濯物を速攻で乾かすためのポイントは、温度、湿度、風だ。脱水時にバスタオルを入れる、アーチ型に干す、上下に新聞紙を敷く、裏返してから干すなどの裏技で早く乾かすことができるのでぜひ試してみてほしい。除湿器、エアコン、扇風機、布団乾燥機などの家電も積極的に活用しよう。