目次
1. トイレの床が汚れる原因とは?

トイレの床は、意外と汚れている。汚れの原因を理解すれば、掃除の効率も上がる。
飛び散った尿
トイレの床は、便器から飛び散った尿により汚れることが多い。トイレマットを敷いている場合には尿を吸収してしまうが、敷いていない場合は、そのまま尿が残ってしまう。
とくに男性が立って排尿した場合に飛び散るしぶきは、1日に200滴ともいわれている。
ホコリやチリ
トイレの床には、ホコリやチリも多い。ホコリやチリは、衣類を上げ下ろししたときやトイレットペーパーからも出てくる。ホコリやチリに尿のしぶきがかかると、雑菌の繁殖につながる。
2. トイレの床をキレイにする裏技

トイレの床をキレイにするには、こまめな掃除と汚れに合った方法での掃除が大切だ。
1日5分の簡単な掃除方法
トイレの床をキレイにするために、1日5分の掃除を習慣にしよう。トイレ専用の掃除シートを使うと簡単だ。トイレの床や便座もサッと拭いてキレイにする。トイレの床には、目に見えない雑菌が多いので、除菌効果のあるシートがおすすめだ。
床の汚れ別の掃除方法
【黄ばみの掃除方法】
トイレの床の黄ばみは、飛び散った尿が蓄積され固まった尿石だ。尿が付いてすぐならシートで拭くだけですぐに取れるが、時間がたつと固着して拭き掃除だけでは取れなくなってしまう。トイレの床がフローリングの場合には、中性洗剤を使って拭き掃除をする裏技がおすすめだ。
尿石はアルカリ性なので、酸性であるクエン酸を使うこともできるが、酸性成分がフローリングにダメージを与えてしまう可能性もある。フローリングでクエン酸を使う場合は、クエン酸が残らないように拭き上げることが大切だ。
【黒ずみの掃除方法】
トイレの床の黒ずみは、皮脂にホコリが混ざって黒くなった汚れ、あるいはカビかもしれない。黒ずみ汚れは放置しておくと取れにくい汚れに変化するので、早めの対処が肝心だ。
トイレの床の黒ずみは、たいていの場合、中性洗剤で落ちることが多い。それでも落ちない場合は、カビを疑おう。カビの場合は、重曹、セスキ炭酸ソーダ、アルカリ電解水などのアルカリ性洗剤を使う。
トイレの床がタイルの場合は、カビ取り剤や塩素系漂白剤でカビを取る裏技もある。
【便器と床の境目の掃除方法】
トイレの床掃除で厄介なのが、便器と床の境目の掃除ではないだろうか。指だけでは境目の汚れをかき出すことができない。そこでヘラやプラスティックカードを使って隙間をキレイにする裏技を使おう。
掃除用シートの間にヘラやプラスティックカードを入れ、便器と床の境目に差し込んで汚れを拭き取る。シートのキレイな部分を使いながら、この作業を何回か繰り返す。
3. トイレの床をキレイに保つコツ

せっかくキレイにしたトイレの床は、できるだけ清潔な状態を保っておきたい。トイレを汚さないコツを紹介しよう。
トイレの床を汚さないコツ
【男性も座って用を足す】
洋式トイレで男性が立って用を足すと、尿しぶきで床が汚れてしまう。男性も座って用を足すようにすることで、床の汚れは軽減するだろう。
【汚れを放置しない】
トイレの床に尿が飛び、そのまま放置しておくと落としにくい尿石になってしまう。ガンコな尿石になる前に拭き取ることが、トイレの床を汚さないためのコツだ。トイレ掃除専用シートを目に付く場所に置いておき、汚れたらすぐに拭き取るように、家族にも協力してもらおう。
【トイレマットやスリッパを洗う】
トイレマットは、尿しぶきを吸収するため汚れている。スリッパも同様だ。そのままにしておくと、臭いの原因になる。トイレの床掃除をするタイミングでトイレマットやスリッパも洗濯しよう。
【小物の下も掃除する】
トイレの床掃除は、小物の下もしっかりと掃除をすることだ。サニタリーボックス、掃除道具などの下にもホコリはたまりやすい。小物自体にホコリが付着していれば、お掃除シートなどで拭き取るようにしよう。
結論
トイレの床は、ホコリや尿の飛び散りなどで意外と汚れている。トイレの床をキレイにするには、黄ばみ、黒ずみ、便器と床の境目など、汚れに適した方法で掃除をしよう。また、トイレの床をキレイに保つには、男性も座って用を足すようにし、汚れたらすぐに拭き取ることが大切だ。トイレの床を清潔にキープして、快適な空間にしよう。