目次
- ソースやケチャップなどの食べこぼし汚れ
- メイク汚れ
- 靴下の黒ずみ
- ワイン・コーヒーの染み
- 血液や汗染み
- 食器用中性洗剤 3滴
- 衣類用酸素系液体漂白剤 小さじ3
- 重曹 小さじ1
- 容器に衣類用の酸素系漂白剤を小さじ3杯入れる
- 食器用中性洗剤を3滴入れる
- 重曹を小さじ1杯入れる
- 軽く5回混ぜて完成だ
- 染みが付いたカーペットの下に乾いたタオルを畳んで敷く
- 魔法水をつけた歯ブラシでカーペットの染みの部分を軽くたたいて、下に敷いたタオルに汚れを移していく
- 染みがなくなるまで根気よく作業を続ける
1. カーペットの染み抜きが簡単にできる「魔法水」とは?

魔法水を開発したのは、クリーニング店を営む横倉靖幸さんだ。染み抜きのプロだからこそたどり着いた魔法水といえる。テレビなどで紹介され、注目されている。
100均の材料だけで作れる文字通り魔法の水
魔法水のすごいところは、すべて100均の材料だけで作れることだ。1回の染み抜きのコスパが非常にいい。また、以下の通り効果のある染みの種類も多い。
これほど広い範囲で使える魔法水なら、まさに魔法といっても過言ではないだろう。
2. 魔法水の作り方

魔法水の作り方は簡単だ。特別な材料や道具は必要ない。
用意するもの
魔法水を作るときに用意するものは、すべて100均で揃う。
作り方
魔法水は、材料の分量を正確に量ることがポイントとなる。
3. 魔法水の使い方|カーペットの染み抜きをする方法

魔法水の作り方がわかったところで、実際にカーペットの染み抜きの方法を紹介しよう。
使い方と作業の手順
用意するものは「魔法水」「歯ブラシ」「乾いたタオル」だ。
厚さのあるカーペットの場合は、歯ブラシでたたいて汚れを浮かせたあと、タオルで押さえるようにして汚れを拭き取っていこう。
4. 魔法水を使う上での注意点

魔法水の効果を最大限に引き出すためには、いくつかの注意点がある。
4つの注意点
【分量を守る】
魔法水を作るときには、必ず分量を守ることだ。分量を間違えたり、目分量で入れたりすると、染み抜きの効果があまり期待できなくなる。計量スプーンを使って正確に分量を量ることが大切だ。
【混ぜすぎない】
魔法水の材料を容器に入れたら、5回以上混ぜないように注意してほしい。混ぜすぎると化学反応が進み過ぎて、染み抜きに使うときには効果が薄まってしまう可能性がある。
【作り置きしない】
魔法水は、作りたてが最も効果を発揮する。時間が経つとアルカリ性の重曹と、酸性の漂白剤が化学反応を起こして中和するため、どんどん染み抜き効果が薄れてしまうのだ。3時間ほど経過すると、ほとんど染み抜き効果はなくなってしまうので作り置きはできない。
【落ちない汚れもある】
魔法水といえども、万能ではない。魔法水が得意とする染みは水溶性だ。水に溶けない不溶性の染みには、効果がない。たとえば、泥、墨汁、インク汚れには弱い。このような汚れは、クリーニングで染み抜きしてもらった方がいいだろう。
結論
カーペットの染み抜きができる魔法水は、食器用の中性洗剤と衣類用の酸素系液体漂白剤、重曹で作る。すべて100均で揃い、コスパのいい洗剤だ。魔法水を作るときには、分量を守り、混ぜすぎず、作り置きしないことが効果を発揮するポイントとなる。今まで取れなかったガンコな染みも、魔法水を使って染み抜きをしてみよう。