【朝起きたら猛烈なかゆみが…！】トコジラミの”正体”ってなに？見つけたときは…4つの対処法を試して～！

トコジラミの「トコ」は「床」を指します。
ベッドなどで寝ている間に被害を受け、朝起きたら猛烈なかゆみに襲われることが多いため、このような名前になりました。
トコジラミの正体はシラミではなくカメムシの仲間であり、成虫の大きさは5～8mmで肉眼でも見ることができます。


刺された部位はダニに刺された時のように赤く腫れ上がり、激しいかゆみを伴います。
掻きすぎて皮膚が傷ついたり、細菌が侵入して感染症が起こる危険性も...。

一般的に、かゆみがおさまるまでには1～2週間かかることが多いです。
では、トコジラミを見つけた時の対処法はどんなものがあるのでしょうか？

一番手っ取り早い方法は掃除機で吸い取ることです。
トコジラミは肉眼で見えるので、掃除機ですぐに退治の成果を確認できます。

丁寧に動かして、トコジラミが潜んでいそうな隙間を徹底的に掃除しましょう。
吸い取ったトコジラミは、密封したビニール袋に入れてゴミと一緒に捨ててください。

殺虫剤もトコジラミの退治に効果があります。ただし、一般的な殺虫剤では効果が薄い場合があるので注意が必要です。有効成分に「プロポクスル」と「メトキサジアゾン」が含まれているか確認しましょう。購入する際には、店員にトコジラミに効く殺虫剤を尋ねると良いかもしれません。

手軽に使える方法としては、粘着テープを使った退治法もあります。
目に見える範囲でトコジラミの成虫、幼虫、卵を丁寧に取り除きましょう。

ただし、素手でつぶしてしまわないように注意してください。
トコジラミはカメムシの仲間なので、つぶすと特有の臭いが発生することもあります。

もしシーツや衣類にトコジラミが付いてしまった場合は、熱処理が有効です。
80℃程度のお湯に5分以上浸けるか、コインランドリーの乾燥機で乾燥させましょう。

今回はトコジラミを見つけたときの対処法を紹介しました。
効果が出ない場合は、保健所や専門業者に相談するのがおすすめですよ。