1. 重曹を使ったガスコンロの掃除
油汚れや焦げ付きは酸性の汚れです。
重曹はアルカリ性の性質を持つので、これらの汚れを中和して落とすことができます。
水100mlに重曹小さじ1杯を混ぜ、スプレーボトルに入れて使用します。汚れた部分に吹きかけてしばらく放置し、その後拭き取ります。
頑固な汚れには、重曹大さじ2と水大さじ1を混ぜてペースト状にしてみましょう。
このペーストを汚れに塗り、古い歯ブラシなどでこすり落とすと頑固な油汚れや焦げ付きがみるみるうちに落ちますよ。
2. 重曹を使ったパーツごとの掃除方法
・五徳の掃除
鍋に水1Lと重曹大さじ2を入れて火にかけ、沸騰したら五徳を入れて5分ほど煮沸します。
冷めたら、古い歯ブラシで汚れをこすり落とし、水ですすいで乾燥させます。
軽い汚れの場合は、重曹スプレーを吹きかけて擦るだけでも十分です。
・天板の掃除
重曹を粉のまま天板にふりかけ、15分ほど放置した後、布で拭き取ります。
・魚焼きグリルの掃除
重曹スプレーを吹きかけてから拭き取ります。
頑固な汚れは、重曹水でつけ置きし、その後、古い歯ブラシで擦り落とします。
・バーナーの掃除
重曹スプレーを吹き付けて擦るのが基本です。
取り外せる部品は、重曹水でつけ置きし、後に古い歯ブラシで汚れを擦り落とします。
・排気カバーの掃除
カバーを外して重曹水をスプレーし、擦っても落ちない場合は、重曹水でつけ置きし、擦って洗い流します。
3. 重曹を使う際の注意点
・長時間重曹に触れると肌荒れの原因になることがあるので、肌が弱い方はゴム手袋を着用しましょう。
・重曹はアルミや銅、大理石に使用すると黒く変色することがあるのでこれらの素材がある場合は使用を避けましょう。
・ホーローやフッ素コーティングされた天板は、強く擦ると傷がついたりコーティングが剥がれたりする可能性があります。
擦るときはやさしく擦ることを心がけましょう。
結論
酸性の油汚れや焦げ付きに対しては、重曹のアルカリ性が中和作用を発揮し汚れを落としやすくします。
重曹スプレーや重曹ペースト、重曹水でのつけ置きなど、汚れの状態や部品に合わせて使い分けることが重要です。
重曹スプレーや重曹ペースト、重曹水でのつけ置きなど、汚れの状態や部品に合わせて使い分けることが重要です。