【大根の食べすぎはNG！？】知らなかった！食べ過ぎると”要注意な原因”と覚えておくべき＜1日の摂取目安量＞とは

・軟便や下痢
大根に含まれる食物繊維（※1）は、便通の改善に役立ちます。
しかし過剰に摂取してしまうと軟便や下痢を引き起こす可能性があるんです。

食物繊維の過剰摂取は、鉄・カルシウム・亜鉛などのミネラル吸収を阻害することもあります。

・消化不良による胃痛
大根に含まれる「ジアスターゼ」と「アリル化合物」は、消化を促進し胃酸の分泌を促す効果があります。
しかし、食べ過ぎると胃酸が過剰に分泌されてしまい、胃痛を引き起こすこと原因となってしまうのです。

大根にはジアスターゼが豊富に含まれ、食物繊維の整腸作用も相まって便秘の改善に効果的です。
また、イソチオシアナートが豊富で、発がんリスクの低減や慢性疾患の予防する効果が期待できるとされています（※2、3）。

大根を含めた1日の野菜摂取目標量は350gとされています。
これを目安に、大根を含む野菜をバランスよく摂取することが推奨されています。

サラダ、酢の物、おひたし、煮物のような小鉢を1食で2皿食べるのが理想的です。
生野菜であれば1食で両手に一盛り程度、加熱野菜は片手に一盛り程度です。

結論として、大根は健康に多くのメリットをもたらす食品です。
しかし、過剰に摂取すると軟便や下痢、消化不良などを起こす可能性があるので1日の接種目安量を守りつつ食べましょう。

（参考文献）
※1出典：文部科学省「食品群名/食品名： 野菜類/（だいこん類）/だいこん/根/皮つき/生」
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=6_06132_7
※2出典：独立行政法人農畜産業振興機構「今月の野菜だいこん」
https://vegetable.alic.go.jp/yasaijoho/yasai/0711_yasai1.html#PAGETOP
※3出典：国立研究開発法人 国立がん研究センター がん対策研究所 予防関連プロジェクト「アブラナ科野菜と全死亡および疾患別死亡との関連について」
https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/8153.html