1. 明太子の塩分による影響
明太子には食塩が多く含まれており、特に辛子明太子は100g中に5.6gの食塩相当量が含まれています(※1)。
成人の1日の食塩摂取目標量は男性が7.5g未満、女性が6.5g未満で、一般的に1食分の目安としては、男性で2.5g、女性で2.2g程度とされています(※2)。
辛子明太子1本(40g)だけで2.24gの塩分を摂取してしまうので、塩分過多となってしまいがちです。
2. 1日の摂取目安
辛子明太子1本で約2.24gの塩分を摂取することになりますので、1食での摂取量は1本以内が目安となります。
他の食事で摂る塩分も考慮して、全体のバランスを見ながら調整することが大切です。
3. 食べすぎたときは...
明太子による過剰な塩分摂取は、体内の水分とナトリウムのバランスを崩し、血液量の増加や血圧の上昇する可能性があります。
ナトリウムの排出を促し、血圧の上昇を抑える効果(※3)が期待できるカリウムを豊富に含む食品を積極的に取り入れてみましょう。
カリウムを多く含む食品は刻み昆布や、ほしひじき、さつまいも、切干し大根などがあります(※2)。
結論
美味しくてごはんが進む明太子ですが、塩分の取り過ぎには注意が必要です。
明太子を食べるときは、意識的に他の食材とバランスをとって塩分を控えめにしてみてはいかがでしょうか。
(参考文献)
※1出典:文部科学省「食品群名/食品名: 魚介類/<魚類>/(たら類)/すけとうだら/からしめんたいこ」
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=10_10204_7
※2出典:公益財団法人 長寿科学振興財団
https://www.tyojyu.or.jp/
※3出典:公益社団法人千葉県栄養士会「血圧が高い人の食事」
https://www.eiyou-chiba.or.jp/commons/shokuji-kou/preventive/ketsuatsu/
明太子を食べるときは、意識的に他の食材とバランスをとって塩分を控えめにしてみてはいかがでしょうか。
(参考文献)
※1出典:文部科学省「食品群名/食品名: 魚介類/<魚類>/(たら類)/すけとうだら/からしめんたいこ」
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=10_10204_7
※2出典:公益財団法人 長寿科学振興財団
https://www.tyojyu.or.jp/
※3出典:公益社団法人千葉県栄養士会「血圧が高い人の食事」
https://www.eiyou-chiba.or.jp/commons/shokuji-kou/preventive/ketsuatsu/