「玉ねぎ」15分以上は水にさらさないでー！！やりすぎると…（汗）知らなきゃ損する『辛みを抑える』ポイント

涙が出る原因は、鼻や目にツンとした刺激を与える「硫化アリル」という香味成分です。
この成分は揮発性の催涙物質であり、粘膜を刺激するため硫化アリルを多く含む玉ねぎを切ると涙が出るのです。（※1）

・冷蔵庫で冷やす
硫化アリルは揮発性のため、温度が低いと飛びにくくなります。
そのため、切る前に玉ねぎを冷蔵庫で冷やすと切っても涙が出にくくなります。

皮むき後にラップで包み、冷蔵庫に30分程度を目安に入れておきましょう。

・水に浸ける
涙の原因物質である硫化アリルは水に溶けるため、10分程度水に浸けると涙の発生を抑えられます。
ただし浸けすぎには注意が必要です。どんなに長くとも15分で水から上げるのがおすすめ。
水にさらし過ぎた玉ねぎは、玉ねぎの風味もなくなり、味気ない印象になってしまうことがあります。

・繊維を断つように切る
玉ねぎの繊維を断つように切ると、繊維から辛み成分が流れ出すので玉ねぎの甘みを感じやすくなります。
また、食感も柔らかく仕上げることができます。

・スライサーを使う
玉ねぎは空気に触れる面積が広いほど辛みも抜けやすくなります。
玉ねぎをスライスする際にスライサーを使うと、空気に触れる面が多く、辛みが抜けやすくなるのでオススメです。

玉ねぎは、切り方を変えることで涙や辛みを抑えることができます。
玉ねぎを切るのが苦手な方はぜひ試してみてくださいね。

（参考文献）
※1：タマネギ | 成分情報 | わかさの秘密
https://himitsu.wakasa.jp/contents/onion/