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「食べようとしたチョコに白い粉が…(汗)」これって食べられるの!?謎の正体と正しい保存術を徹底解説!

「食べようとしたチョコに白い粉が…(汗)」これって食べられるの!?謎の正体と正しい保存術を徹底解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2024年2月12日

食べようとしていたチョコレートに白い粉がついていた、なんて経験はありませんか?実はこの白い粉はカビではなく、チョコレートの保存状態が原因で起こる『ブルーム』という現象なんです。今回はそんな謎に包まれた『ブルーム』の正体と、チョコレートの適切な保存方法について紹介します。

  

1. チョコレートに白い粉がつく理由

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チョコレートに白い粉がつく原因は、保存状況が大きく関係しています。
チョコレートは非常に繊細な食べ物で、白い粉がついている場合は急激な温度変化に晒された可能性があります。

チョコレートが一度溶ける、または溶けかかった表面が結露し水分がついた状態で放置されるとチョコレートに含まれる成分が浮き出てきます。

これがチョコレートに白い粉がついてしまう理由なのです。

2. 『ブルーム』の正体とは

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ブルームには二つのタイプがあります。

・脂肪分のブルーム
ココアバターが温度変化によって表面に浮き出てきて、白い斑点として見える現象です。
チョコレートの製造過程であるテンパリングに失敗すると、または保存時の温度変化により、ココアバターの結晶が不均一になり、白く浮き出てしまいます。

・糖分のブルーム
チョコレートに含まれる砂糖が何らかの理由で溶け出し、再結晶化することで現れる白い粉です。
主な原因は湿気で、チョコレートの表面に水分が付着した際に起こります。

3. チョコレートの白い粉は食べられるの!?

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ブルーム現象であれば、食べても健康上の害はありません。
ただし、食感や見た目が変わるため、味わいを楽しむためにはお菓子作りなどに利用するとよいでしょう。

4. チョコレートの正しい保存方法

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最適なチョコレートの保存温度は約15℃です。
直射日光を避け、湿度の少ない場所で保管します。

常温での保存が基本ですが、暖房で室温が高くなる場所では、冷蔵庫の野菜室か冷暗所が適しています。
温度が高くなる夏場は、野菜室での保存がオススメです。

食べる前には常温に戻してから15分程度置くことで、ほどよい口溶け感が楽しめるはずです。

結論

チョコレートにつく白い粉は、ブルーム現象によるもので、食べても体に害はありません。
しかし、チョコレートを美味しく保つためには急激な温度変化を避け、湿度管理にも注意しましょう。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2024年2月12日

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