1. 偏食の娘
私の娘は大の偏食家。
私は好き嫌いがほとんどないので、赤ちゃんの頃から育てるのに正直苦労しました。
私は娘が色々なものを美味しく食べることができるよう、これまでさまざまな料理で試行錯誤してきたのです。
茶碗をひっくり返されて泣いたこともしばしば。
そんなある日、ふとした会話から義母と娘の偏食の話に。
私の苦労はつゆ知らず、義母は「誰が育てたんだろうねぇ!」とケラケラ笑い出しました。
2. 心の中で密かに反撃!?
その瞬間、自分のこれまでの努力を一蹴されたようで悲しくなりました。
しかし、それも一瞬のこと。
実は私の夫は私がこれまで出会ってきた人の中で1番と言って良いほどの偏食家なのです。
義母は夫が偏食家であることをあまり知らないようでした。
私は心の中で「夫のことを誰が育てたんだか」と高笑いしてやりました。
(36歳/主婦)
3. 子どもに嫌いな食べ物を食べてもらうコツ
最大のコツは無理やり食べさせないことです。
その時絶対食べさせようとするのではなく、経験を積ませることがポイントです。
<楽しく食べる様子を見せる>
親や年上の兄弟が手本になって、これは美味しいものだ、食べられるものだということを見せてあげてください。親が避けるもの=危険と判断する場合もあるので、子どもの前ではなるべく嫌いな食べ物でも嫌いなそぶりを見せないようにしましょう。
<自分で育てる、作る>
野菜などが嫌いな場合は、簡単なミニプランターや水耕栽培でもいいので、野菜のヘタを再生したり、はつか大根などを植えてみるのもおすすめ。料理を手伝わせるのも、食べても大丈夫という認識につながります。
<調理法を変える>
苦い、酸っぱい、渋いといった子どもの苦手要素を減らしてみましょう。野菜は水にさらしたり、蒸して甘みを増やしたり、食べやすい大きさに切るのが効果的です。
食の経験が豊かになればなるほど、食べられるものが増えるはずです。
いろいろな食べ物を家族で楽しく食べる機会を作り、上手に好き嫌いを克服していきましょう。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。