1. シンクに熱湯を流すのがNGである理由
シンクに熱湯を流すと、熱湯により排水管を破損させることがあります。
キッチンの排水管は塩化ビニル樹脂でできた「塩ビ管」で、耐熱温度は60~70度程度です。
この耐熱温度を超えた熱湯を流すと、塩ビ管が変形したり軟化したりする可能性があるので、シンクに熱湯を流すのは控えましょう。
2. 熱湯を流したときの「ボコッ」という音の正体は!?
シンクに熱湯を流すと聞こえる「ボコッ」という音の正体は、ステンレスが変形したことによる振動音です。
ステンレスは熱が加えられると、瞬間的に膨張し、ステンレスが反り上がり「ボコッ」という音が鳴るのです。
これを繰り返すとシンクが劣化しやすくなるので気をつけましょう。
3. 熱湯を使わないオススメの排水口掃除方法
用意するもの
・ゴム手袋
・重曹:1カップ
・クエン酸:1/2カップ
・50度のお湯:2L
・スポンジや歯ブラシ
掃除の手順
①水を少し流して排水口を濡らす。
②重曹(1カップ)をまんべんなく振りかける。
③クエン酸(1/2カップ)を振りかけて30~1時間ほど放置する。
④50度のお湯(2L)を排水口に流す。
汚れが残ったときは、スポンジや歯ブラシでこすって汚れを落としましょう。
結論
シンクに熱湯を流すと、排水管の変形やひび割れを招く危険性があります。
熱湯を流したい場合は水と一緒に流すか、しばらく置いて冷ましてから捨てましょう。
熱湯を流したい場合は水と一緒に流すか、しばらく置いて冷ましてから捨てましょう。