「もやし」は食べすぎNG！？意外と知らない『デメリット』と覚えておくべき＜1日の摂取目安量＞とは

もやしは低カロリーで知られていますが、食べ過ぎは体によくないこともあります。

特に、もやしには食物繊維が多く含まれるため（※1）、消化不良や下痢を引き起こす可能性があるんです。
さらに不溶性食物繊維は一部の便秘に悪影響を与えることもあります。（※2）

また、もやしの食べ過ぎは栄養バランスの偏りにつながり、必要な栄養素の不足を招くことも。（※1.3）

大豆や緑豆から作られるもやしは、食物アレルギーや口腔内アレルギー症候群の原因になることがあります。
特に、マメ科の食物によって花粉症の症状が現れることもありますので、注意が必要です。

もやしの適切な摂取量は一概には言えませんが、食事全体のバランスを考えると大人は1日に900gを目安にするといいでしょう。
しかし、もやしの食べ過ぎは避け、野菜全体としては1日350g以上を目指すことが推奨されています。

もやしはリーズナブルで使い勝手が良い食材ですが、食べ過ぎると様々な健康問題を引き起こす可能性があります。
適量を心がけ、バランスの取れた食事を心掛けましょう。
（参考文献）
※1出典：文部科学省 食品成分データ「野菜類/（もやし類）/だいずもやし/生」
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=6_06287_7
※2出典：厚生労働省「便秘と食習慣」
※3出典：文部科学省 食品成分データ「野菜類/（もやし類）/りょくとうもやし/生」