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絶対に生で食べないでー!!実は熱を通さないと『食中毒リスク』が高まる食べ物は…意外と知らなかった(汗)

絶対に生で食べないでー!!実は熱を通さないと『食中毒リスク』が高まる食べ物は…意外と知らなかった(汗)

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2024年3月 1日

えのきは独特の食感と風味で、さまざまな料理に使われるえのき。しかしきのこの一種であるえのきは、生食できない食品でもあります。えのきを生で食べると『食中毒リスク』が高まり、健康を損なうこともあるんです。今回はそんな『えのき』が生食できない理由と、正しい加熱方法を紹介します。

  

1. 生でえのきを食べてはいけない理由


【フラムトキシンという毒素の存在】
フラムトキシンはえのきに含まれる毒素で、人体にとって有害です。
この毒素は赤血球を破壊し、貧血やその他の健康障害を引き起こす恐れがあります。

しかし、加熱することでこの毒素を無効化できるので(※1)必ず加熱しましょう。

【リステリア菌のリスク】
リステリア菌は、えのきに付着している可能性がある細菌で、特に長期間の冷蔵保存後にはその数が増加する恐れがあります。
この菌による食中毒は、重篤な症状を引き起こすことが知られています。(※2)

2. 生のえのきを食べてしまうと...!?


・消化器系の不調
主に腹痛や下痢など、消化器系の症状が現れることがあります。(※2)
これらは食中毒の一般的な兆候です。

・体中に影響が出る
嘔吐や発熱など、全身にわたる症状が出る可能性もあります。(※2)
リステリア菌による食中毒は、特に免疫力が低下している人にとって危険です。

3. えのきの正しい加熱方法


・湯通し
1~2分の湯通しで、えのきに含まれる毒素や細菌を効果的に除去できます。
この方法は、食感が生に近い状態で残るので、食感を楽しみたいときにはオススメの加熱方法です。

・電子レンジを使用した加熱
電子レンジを使用する場合、2~3分の加熱が適しています。
均等に加熱するためには、えのきをほぐしてから加熱しましょう。

結論

見た目は無害そうでも、生で食べると大変なことになるえのき。
加熱することで安全に美味しく食べられるので必ず加熱調理していきましょう。
(参考文献)
※1出典:公益財団法人 浦上食品 ・ 食文化振興財団 清水 誠 (東京大学大学院農学生命科学研究科教授)「キノコの毒性タンパク質による腸管バリアー機能の破壊とその機構解明」
https://www.urakamizaidan.or.jp/research/jisseki/1998/vol07urakamif-14shimizu.pdf
※2出典:厚生労働省「リステリアによる食中毒」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000055260.html

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  • 更新日:

    2024年3月 1日

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