『ハンバーグ』の”絶対食べちゃいけない”特徴って…？→実は「少量でも危険」な驚きの理由とは？

特に豚肉を使ったハンバーグは、加熱が不十分だとカンピロバクターやエルシニアなどの食中毒を引き起こす危険があります。
カンピロバクターに感染すると、重度の腸炎に続き、ギランバレー症候群のような深刻な症状が発生することも。（※1）

これは、極端な筋力低下や歩行困難を引き起こし、最悪の場合、生命を脅かすこともあります。

豚肉の生焼けを少量だから安全だと考えるのは非常に危険です。
腸管出血性大腸菌やカンピロバクターは少量であっても感染のリスクがあり、症状は2～7日で現れます。

特に、免疫力が低い子ども、妊婦、高齢者は重症化しやすいため、細心の注意が必要です。

ハンバーグは薄めに成形することで、火が中まで均等に通りやすくなります。
中心部を少し凹ませると、さらに火の通りがよくなりますよ。

中火でじっくりと焼くことが重要です。
弱火から中火でゆっくり加熱しましょう。

肉汁の色を確認し、赤みが残っていれば少し水を加えて蒸し焼きにすることで中までしっかり火を通すことができます。

ハンバーグを安全に楽しむためには、生焼けを避け、しっかりとした加熱が必要です。
もし生焼けを食べてしまった場合は、自己判断せずに速やかに医療機関を受診することが大切です。

（参考文献）
※1　島根県庁　島根県：豚の生食は危険です！！（トップ / くらし / 消費・食生活 / 地方機関 / 出雲 / お知らせ情報）
https://www.pref.shimane.lg.jp/life/syoku/kikan/izumo_hoken/shokuhineisei_information/butakiken.html