1. 卵は常温ではなく冷蔵保存を
お店ではしばしば常温で陳列されている卵ですが、家庭に持ち帰ったら冷蔵庫で保存しましょう。
卵には7,000から17,000もの微小な穴が開いており、これによって内部のガスが外に出たり、酸素が入ったりしています。
温度の変化で結露が生じると、その水分が穴を通じて内部に入り込み、雑菌が繁殖してしまうのです。
そのため、家庭でも温度変化の少ない冷蔵庫での保存がオススメです。
2. 尖った側を下にして保存
卵をパックに入れると、尖った側が下を向くように配置されていることが多いのではないでしょうか。
これには、割れにくいという理由のほか、黄身の保護にも役立つためです。
卵の底部にある気室が、黄身が上に浮かんでもクッションの役割を果たし、黄身が殻に直接触れるのを防いでくれるのです。
これにより黄身の劣化を遅らせることができます。
3. 保存場所の工夫
多くの冷蔵庫にはドアポケットに卵を置くスペースがありますが、扉の開閉による温度変化や衝撃で、結露やひび割れのリスクが高まります。
そのため、冷蔵庫内部の安定した場所に保管するのがオススメです。
また、パックのまま保存し、汚れがある場合は洗うのではなく拭き取ることで雑菌の侵入を防ぐことができます。
結論
卵は食中毒を引き起こすサルモネラ菌のリスクがあるため、子どもの食事を作る家庭では特に保存や調理に気をつける必要があります。
特に暑い時期は、保存方法がさらに重要になるので今回紹介したことを参考にしてみてくださいね。
特に暑い時期は、保存方法がさらに重要になるので今回紹介したことを参考にしてみてくださいね。