実は「納豆」と一緒に食べるのNGな食べ物って！？→「毎朝食べてた…」「予想外すぎてビックリ」

・生の卵白
卵白に含まれるアビジンという成分は、納豆のビオチン吸収を阻害します。（※1）
ビオチン不足は、食欲不振やうつ症状を引き起こす恐れがあるため、注意が必要です。

アビジンは生卵に含まれていますが、卵を半熟状態にするか、卵黄のみを納豆と合わせることでビオチンの吸収を確保できます。

・炊きたてのごはん
定番とも言える組み合わせですが、『炊きたて』のごはんと納豆はあまりいい組み合わせではないんです。
納豆に含まれるナットウキナーゼは血液をサラサラにする効果がありますが、70度以上で死滅してしまいます。（※2）

炊きたてのごはんの上に納豆を乗せると、ナットウキナーゼが失活してしまうので、健康のために食べている場合は冷ましてから食べるか、別々に食べるのがオススメですよ。

（※1）ビオチンの欠乏症について
出典：公益財団法人長寿科学振興財団
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/biotin.html

（※2）ナットウキナーゼが血液をサラサラにする説明
出典：オムロンヘルスケア株式会社
https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/guide/arteriosclerosis/06.html

・キムチ
キムチは納豆と非常に相性が良い発酵食品です。
キムチの乳酸菌と納豆のオリゴ糖が相乗効果を発揮し、発酵パワーを高めてくれます。

・山芋
山芋は消化酵素を豊富に含み、納豆の栄養素の吸収を助けてくれます。
ナットウキナーゼの熱安定性を考慮し、山芋は生で納豆と組み合わせるといいでしょう。

・チーズ
チーズも納豆と同じく発酵食品であり、いい食べ合わせとも言えます。
チーズに含まれるビタミンAと納豆の腸内環境を整える効果が相まって、免疫力向上が見込めますよ。（※3）

（※3）腸内細菌と健康 | e-ヘルスネット（厚生労働省）
出典：厚生労働省
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-05-003.html

そのまま食べても美味しい納豆ですが、納豆を健康のために食べている場合は食材との組み合わせに注意が必要です。
「予想外すぎてビックリ」と思った人は、ぜひこれを機に食べ合わせを見直してみてくださね。