1. 明太子の食べすぎがもたらす影響
・塩分過多
明太子は高塩分食品であり、明太子1本(40g)で計算すると塩分が2.24g含まれています(※1)。
1日の塩分摂取量の目安は男性が7.5g未満で、女性は6.5g未満なので(※2)他の食材からも塩分を摂ることを考えると食べすぎには注意する必要があります。
塩分摂取量が多いと高血圧のリスクを高めるとともに、心臓病や脳卒中の原因ともなります。
※1出典:文部科学省「食品群名/食品名: 魚介類/<魚類>/(たら類)/すけとうだら/からしめんたいこ」
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=10_10204_7
※2出典:公益財団法人 長寿科学振興財団
https://www.tyojyu.or.jp/
2. 辛み成分による影響
明太子の辛味成分であるカプサイシンは適量ならば食欲増進や胃腸の活性化に一役買ってくれますが、過剰に摂取すると胃腸の粘膜を傷つけることがあります。
また、体が熱を帯びたり、過剰な発汗を引き起こしたりすることもあります。(※3)
辛味に強くない人は食べすぎに注意しましょう。
※3出典:農林水産省「カプサイシンに関する情報」
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/capsaicin/
3. 1日の摂取目安量は?
明太子1本(40g)の食塩相当量が約2.24gであることから、他の食事とのバランスを考えて1食あたり1本以内を目安にしましょう。
1食で食べる量は1本以内が目安ですが、ほかの料理にも塩分が含まれている可能性があるため、食べ合わせを考えて調整することが大切ですよ。
結論
美味しくてご飯が進む明太子ですが、食べ過ぎには注意が必要です。
適量を心がけ、その他の食材の塩分量と合わせて全体のバランスを考えることが大切ですよ。
適量を心がけ、その他の食材の塩分量と合わせて全体のバランスを考えることが大切ですよ。