似てるけど『間違えると危険』な食べ物は…→「こんな似てるの！？」「初めて知った…（汗）」

実は日本全国でニラとスイセンの取り違えによる事故が報告されているんです。
厚労省によると、2008年から2015年の間に95人が水仙によって中毒になったとのこと。

これは決して無視できる数ではありません。
ニラとスイセンの葉が似ているために取り違いが発生してしまうのです。

スイセンにはリコリンなどの有毒成分が含まれており、とくに球根にその毒性が強く現れます。
摂取すると下痢や嘔吐、頭痛などの症状が出て、重症化した場合昏睡状態に至ることもあるため注意が必要です。

スイセンの花が咲いていれば見分けるのは簡単ですが、そうでない場合は見分けるのが難しくなります。
見分ける際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

・ニラには独特の匂いがありますが、スイセンの葉には匂いがありません。
・スイセンの葉はニラよりも幅が広く、草丈が高いです。
・スイセンには球根がありますが、ニラには球根がなく、ひげ根のみです。

日常生活で目にするニラをよく観察しておくことで、細かな違いも見分けられるようになりますよ。

ニラとスイセンを正確に識別できる知識は、意外と身近な危険から自分を守るためにも知っておいて損はありません。
「初めて知った...（汗）」という人が大多数だと思いますが、自分の安全は、知識と注意で守りましょう。