実は子どもの”虫歯リスク”を高めてるかも！？→知らずに続けてると後悔する「歯ブラシの交換時期」とは

歯ブラシの毛が広がっていたり、弾力が落ちたりしている場合、その歯ブラシはもう使用時期を過ぎています。
ライオン株式会社の研究によれば毛先が開いた歯ブラシは新品と比較して、汚れ落ちが約4割低下するとされています。

虫歯のリスクを減らし、効率的に歯磨きを行うためにも歯ブラシは１ヶ月ごとに新しいものに交換しましょう。

子どもは歯ブラシを噛んでしまうことが多いので、大人用よりも頻繁に交換する必要があります。
仕上げ磨きが必要な場合は、子どもが自分で使う歯ブラシと仕上げ磨き用の歯ブラシとを別々に準備してあげましょう。

仕上げ磨き用も適切なタイミングで定期的に交換してくださいね。

最近では安全性が考慮された歯ブラシも登場していますが、歯ブラシを口に入れたまま転倒するといった事故には注意が必要です。
1歳から就学前の子どもは、できるだけ歯磨き中は目を離さないようにしましょう。

また、子どもの手の届くところに歯ブラシを置かないようにすることも大切です。

まだ自分でしっかりと歯磨きができない子どもには、仕上げ磨きが不可欠です。
しかし、仕上げ磨きを嫌がることもありますので、力を入れ過ぎず子どもの機嫌のよいときに行うことが大切です。

また、仕上げ磨きは手短に終わらせるようにし、終了時には子どもをほめてあげましょう。

子どもに歯磨きの習慣をつけさせるためには、歯ブラシ選びや正しい使い方を親自身が覚えておく必要があります。
自分自身も正しい知識を身に着け、子どもの歯の健康を守ってあげましょう。