トイレ手洗い器の汚れ、放置すると大変！？⇒頑固な汚れもスッキリ落とせる＜簡単な掃除術＞を紹介

■水垢とホコリが主な原因
水垢は水道水に含まれるミネラルが固まったもので、手洗い後に残った水滴が乾燥すると、白いウロコ状の汚れが蓄積します。
放置すると頑固になり、こするだけでは落ちにくくなってしまいます。
また、トイレでは衣類の脱ぎ着が多く、繊維を含んだホコリが発生しやすいです。
さらに、ホコリと皮脂汚れ、水垢が混ざることで黒ずみができてしまいます。
汚れの種類に合わせた掃除方法を実践し、清潔な状態を保ちましょう。

■月に1回の掃除が理想
汚れを放置すると落としにくくなるため、定期的な掃除が重要です。
月に1回を目安にこまめに掃除すれば、頑固な汚れを防ぎ、少ない手間で清潔な状態を維持できます。

トイレ手洗い器の掃除方法を「水垢」と「黒ずみ」に分けて紹介します。
どちらも簡単にできるので、ぜひ試してみてください。

■水垢の落とし方
①クエン酸水をキッチンペーパーに染み込ませます。
②手洗い器に貼り付け、上からラップで覆います。
③2～3時間放置した後、キッチンペーパーとラップを取り除きます。
④古い歯ブラシを使い、汚れを優しくこすり落とします。
⑤クエン酸が残らないよう、水拭きでしっかり拭き取ります。
水垢はアルカリ性の汚れなので、酸性のクエン酸を使うと簡単に落とせますよ。
クエン酸スプレーは、水200mlにクエン酸小さじ1を混ぜ、スプレーボトルに入れるだけで簡単に作れます。

■黒ずみの落とし方
①重曹ペーストを黒ずみ部分に塗ります。
②上からラップをかぶせ、2～3時間放置します。
③ラップを外した後、そのまま黒ずみを優しくこすります。
④キッチンペーパーで重曹を拭き取ります。
⑤重曹が残らないよう、水拭きで仕上げます。
黒ずみには酸性の汚れが含まれているため、アルカリ性の重曹が効果的です。
ただし、重曹は研磨作用があるため、強くこすりすぎないよう注意しましょう。

■水滴やホコリをこまめに拭き取る 水垢や黒ずみを防ぐには、水滴やホコリをこまめに拭き取ることが大切です。
手洗いを使用するたびに拭き取るのが理想ですが、難しい場合は気づいたときにさっと拭くだけでも効果があります。

■フッ素コーティングを活用する
トイレ手洗い器にフッ素などの水回り用コーティング剤を使うと、汚れがつきにくくなります。
スプレータイプなら吹きかけるだけで簡単にコーティングができるので、掃除の手間を減らすためにも定期的に活用しましょう。

トイレ手洗い器にフッ素配合の水回り用コーティング剤を使うと、汚れがつきにくくなります。
月に1回の簡単な掃除を習慣にし、汚れを予防して、綺麗なトイレ手洗い器を保ち、快適な空間を作りましょう。