1. 雛人形は処分しても大丈夫?
雛人形は、女の子の厄災を引き受けるものとして、古くから大切にされてきました。
しかし、処分しても不幸が訪れることはないので、安心して手放して大丈夫です。
■ 雛人形を手放すタイミング
・結婚したとき
・厄年を迎えたあと
・成人したあと
・飾るスペースがないため、あまり飾らなくなったとき
・引っ越しのタイミングで
2. 自治体のルールに沿った処分方法
雛人形を処分する際は、住んでいる自治体のルールに従うことが大切です。
一般ごみや粗大ごみとして出せるかどうかは、各自治体の基準によって異なるため、事前に公式サイトや窓口で確認しましょう。
■ 粗大ごみとして出す場合
多くの自治体では、一辺が30cm以上のものは粗大ごみとして扱われます。
解体しても30cm以上ある場合は、粗大ごみとして扱われるため、回収の手続きを行いましょう。
■ 燃えるごみとして出す場合
一辺が30cm以下であれば、一般ごみ(燃えるごみ)として出せる自治体もあります。
ただし、びょうぶや飾り台などの大きな付属品は解体し、燃えるごみと不燃ごみに分別することを忘れずに。
■ 雛人形を直接処分することに抵抗がある場合
雛人形をゴミとして処分することに抵抗を感じる場合は、新聞紙やタオルに包む、あるいは塩をふって清めるなどの方法をとると、気持ち的にも整理しやすくなります。
雛人形に感謝の気持ちを込め、適切な方法で手放しましょう。
3. その他の処分方法
ごみとして捨てるのに抵抗がある場合、神社やお寺で人形供養を依頼するのも選択肢の1つです。
また、幼稚園や福祉施設に寄付することも可能ですが、事前に受け入れ先を確認しておきましょう。
雛人形を受け入れてくれる施設について、自治体に相談するのもよいでしょう。
4. ガラスケースの処分
雛人形を一般ごみとして処分できる自治体もありますが、ガラスケースは対象外となる場合がほとんどです。 ガラスケースに入っている雛人形の場合、ケースは粗大ごみとして扱われます。
割れないように段ボールなどで保護し、自治体のルールに沿って処分しましょう。
結論
雛人形は、大切にしてきた思いが詰まっているため、最後まで丁寧に扱いながら処分することが大切です。
供養や寄付など、自分に合った方法で感謝の気持ちを込めて手放しましょう。
供養や寄付など、自分に合った方法で感謝の気持ちを込めて手放しましょう。