1. 暖房の適切な設定温度
暖房の設定温度が高すぎると電気代がかさみ、低すぎると寒く感じます。
適温を知って、快適に過ごしましょう。
■一般的な適温
一般的に快適とされる室温は18度から22度、湿度は55~65%です。
16度以下では寒く感じるため、秋から冬にかけて適宜暖房を活用しましょう。
また、赤ちゃんは体温調整が未熟なため、部屋の温度管理が大切です。
快適な室温は18度から22度、湿度は40パーセントから60パーセントを目安にしてあげましょう。
設定温度だけでなく、室温を実際に確認することが重要です。
■寝室の適温
寝室では16度から20度に設定すると快適に眠れます。
設定温度が高すぎると寝苦しくなり、低すぎると寒さで眠りが浅くなるため、適温を意識しましょう。
タイマーを活用し、就寝の2時間後に停止、起床の1時間前に起動することで、電気代を抑えつつ快適に眠れます。
2. 設定温度による電気代の違い
暖房の設定温度を1度下げると、最大10パーセントの電力削減が可能です。
一般財団法人省エネルギーセンターの試算によると、外気温6度の環境で暖房の設定温度を21度から20度に下げた場合、年間の電気代が以下のように節約できます。
エアコン:年間1170円
ガスファンヒーター:年間1130円
石油ファンヒーター:年間820円
設定温度を1度下げるだけでも、電気代を節約できます。
3. エコな暖房の使い方
■室温20度を目安に
環境省のウォームビズでは、暖房の設定温度ではなく室温が20度になるように調整することを推奨しています。
■自動運転を活用
暖房は室温が設定温度に達するまでが最も電力を消費します。
起動時は自動運転を活用し、設定温度に達した後は省エネ運転に切り替えましょう。
■エコモード搭載の暖房を選ぶ
近年の暖房器具にはエコモードが搭載されたものがあり、自動で温度を調整する機能があります。
これを活用すれば、無駄な電力消費を抑えつつ快適に過ごせます。
結論
冬の暖房の適温は18度から22度で、環境省は室温20度を推奨しています。
自動運転やエコモードを活用し、無駄なく暖房を使いましょう。
自動運転やエコモードを活用し、無駄なく暖房を使いましょう。