1. オキシクリーンの使い方:洗濯編
まずは、オキシクリーンを洗濯に活用する方法を紹介します。
■衣類の洗濯には「オキシ足し」
普段の洗濯に取り入れる場合は「オキシ足し」がおすすめです。
水量に対して適量のオキシクリーンと洗濯用洗剤を洗濯槽に直接入れて洗濯すると、汚れ落ちがアップします。
■頑固な汚れには「オキシ漬け」
しつこい汚れには「オキシ漬け」が効果的です。
40〜60度のお湯に適量のオキシクリーンを溶かし、20分ほど衣類を浸け置きしてから流水ですすぎ、洗濯するとスッキリ汚れが落ちます。
■洗濯槽の洗浄にも活用できる
オキシクリーンは洗濯槽の掃除にも使えます。
洗濯槽の高水位までお湯を張り、適量のオキシクリーンを加えて5分ほど稼働させた後、最長6時間まで浸け置きします。
浮いた汚れを取り除き、通常の洗濯コースで洗浄すれば完了です。
ただし、ステンレス製の洗濯槽は長時間浸け置きすると変色する可能性があるため注意しましょう。
2. オキシクリーンの使い方:トイレ掃除編
次に、オキシクリーンを使ったトイレの掃除方法を紹介します。
■トイレの黒ずみには「オキシペースト」
黒ずみ汚れには、オキシクリーンと重曹を1:1の割合で混ぜ、ぬるま湯を加えてペースト状にした「オキシペースト」が有効です。
汚れが気になる部分に塗布し、1時間ほど放置した後、ブラシでこすり洗いをするか、拭き取って仕上げましょう。
便器の内側だけでなく、外側の汚れにも使えます。
■トイレタンクの掃除方法
トイレタンクには、オキシクリーンを溶かした溶液を注ぎ、6時間ほど放置する方法が効果的です。
トイレを使うたびにタンク内の水は自動的に入れ替わるため、すすぎの必要がなく簡単に掃除できます。
3. オキシクリーンの使い方:お風呂掃除編
続いて、お風呂の掃除に活用する方法を紹介します。
■浴槽や風呂釜の掃除方法
浴槽の掃除には、40℃〜60℃のお湯80Lに対して付属スプーン20杯のオキシクリーンを入れ、20分〜6時間浸け置きする方法が効果的です。
気になる汚れはスポンジでこすり、最後に流しましょう。
■お風呂の床や壁の掃除方法
床掃除には、排水口にふたをしてオキシクリーンを付属スプーン5杯ほど撒き、ぬるま湯のシャワーで溶かして床全体を浸け置きします。
20分ほど放置した後、こすり洗いをして流しましょう。
壁の汚れには、オキシクリーンと重曹を同量混ぜ、ぬるま湯で溶かした「オキシペースト」を塗り、1時間後に水で流すとスッキリ落ちます。
■お風呂の排水口の掃除方法
排水口の掃除には、40〜60度のお湯4Lに対し付属スプーン1杯のオキシクリーンを溶かし、部品を1時間ほど浸け置きしてから洗い流すと、頑固な汚れも落ちやすくなります。
4. オキシクリーンを使用する際の注意点
■ゴム手袋を着用する オキシクリーンは弱アルカリ性の漂白剤で、高い洗浄力があります。
しかし、皮膚に付着すると油分を取り除き、乾燥や肌荒れの原因になるため、使用時は必ずゴム手袋を着用しましょう。
■アルミ素材には使用しない
オキシクリーンはアルミを溶かしてしまう性質があります。
また、ステンレスも長時間使用すると劣化する可能性があるため、使用前に素材を確認しましょう。
■洗濯表示を確認する
ウールやシルクなどデリケートな素材の衣類には、オキシクリーンを使用すると傷めてしまう可能性があります。
必ず洗濯表示を確認してから使いましょう。
■使用前に説明書や注意点を確認する
オキシクリーンは幅広い用途に使用できますが、革製品や畳、仕上げ木材には使用できません。
素材を傷める恐れがあるため、使用前に説明書や注意書きをよく読んでおくことが大切です。
結論
オキシクリーンを適切に使用すれば、家中の汚れをしっかり落とし、快適な空間を維持できます。
使用時の注意点をよく理解し、効果的に活用してみてください。
使用時の注意点をよく理解し、効果的に活用してみてください。