1. 食後に体調に違和感...!?
ある日、ダイエットのために鶏むね肉を使った料理に挑戦しました。
炊飯器の保温調理で『鶏ハム』を作り、美味しく完食しました。
しかし、数時間経つと激しい腹痛に襲われたのです。
その後、腹痛は2日間も続き、その間ずっと寝込んでいました。
その後、鶏ハムが生焼けだったことが原因だと分かり、今後は中心部までしっかりと火が通っているか確認しようと反省しました。
2. 生焼けの鶏肉は超危険!?
生焼けの鶏肉には食中毒のリスクがあり、食べると健康被害が出る可能性があります。
ここでは、生焼けの鶏肉による食中毒の危険性と、その対処法を紹介します。
■生焼けの鶏肉が食中毒を引き起こす原因
鶏肉にはカンピロバクターやサルモネラ菌などの食中毒菌が付着していることがあります。
これらの菌は加熱によって死滅しますが、加熱が不十分なまま食べると、食中毒を引き起こす可能性があります。
特にカンピロバクターは少量でも感染しやすく、症状が重くなることもあるため注意が必要です。(※1)
(参考文献)
※1 東京都福祉保健局 生焼けの豚肉、鶏肉を食べてしまった場合は、どうしたらよいでしょうか?【食品安全FAQ】 東京都福祉保健局
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kenkou/anzen/food_faq/chudoku/chudoku09.html
■生焼けの鶏肉を食べてしまったら?
・症状が出たら、すぐに病院を受診
生焼けの鶏肉を食べたからといって、必ずしも食中毒になるとは限りません。
しかし、7日以内に腹痛・下痢・発熱などの症状が出た場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。
特に激しい腹痛や血便、高熱がある場合は、重症化の恐れがあるため、早めの対応が必要です。
・自己判断で薬を飲まない
食中毒の疑いがある場合、自己判断で下痢止めや解熱剤を服用するのは危険です。
特にカンピロバクターによる食中毒は、対症療法(安静にして自然治癒を待つ)が基本です。
医師の指示がないまま薬を服用すると、かえって回復を遅らせることがあるため、必ず医師の判断を仰ぎましょう。
結論
エピソードとそれにちなんだ豆知識を紹介しました。
日頃から適切な調理を心がけ、安全に鶏肉を楽しみましょう。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
日頃から適切な調理を心がけ、安全に鶏肉を楽しみましょう。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。