1. バナナの基本的な保存方法
バナナの保存方法には、大きく分けて「常温保存」「冷蔵保存」「冷凍保存」の3種類があります。
バナナは追熟する果物なので、購入直後に硬い場合は常温で保存するとよいでしょう。
ただし、熟成が進むと傷みやすくなるため、食べ頃になったら、冷蔵や冷凍保存に切り替えるのがおすすめです。
バナナの食べ頃の目安は、表面に「シュガースポット」と呼ばれる黒い斑点が出てきた頃です。
この段階で冷蔵や冷凍保存をすることで、より長く美味しさを保つことができます。
2. 常温保存のポイント
◾️常温保存に適したバナナ
・まだ熟していない硬いバナナ
・14~20℃の涼しい場所が確保できる場合
◾️常温保存の方法
1.購入時の袋から取り出す。
2.風通しの良い冷暗所に置く。
3.バナナスタンドがあれば吊るす。ない場合は山型に伏せる。
この方法なら、バナナが均等に追熟して傷みにくくなります。
3. 冷蔵保存で新鮮さをキープ
◾️冷蔵保存に適したバナナ
・表面にシュガースポットが出始めたバナナ
・夏場の高温多湿の環境下
◾️冷蔵保存の方法
1.バナナを1本ずつ房から切り離す。
2.新聞紙で包み、ポリ袋に入れる。
3.冷蔵庫の野菜室に入れる。
低温障害を防ぐには、新聞紙で包むことが大切。
適切に保存すれば、1週間ほど美味しさを保つことができます。
4. 冷凍保存で長期保存
◾️冷凍保存に適したバナナ
・食べきれないバナナ
・調理用途(スムージーやデザートなど)
◾️冷凍保存の方法
1.皮を剥く。
2.適当な大きさにカットし、保存袋に入れる。
3.ペースト状にして保存する場合は、手で潰してから袋に入れる。
4.冷凍庫で保存。
冷凍したバナナは3週間~1か月ほど美味しく食べられます。解凍すると食感が変わるので、スムージーやお菓子作りに使うのがおすすめです。
結論
バナナは保存方法を工夫すれば、美味しさが長持ちします。「追熟が必要なら常温」「食べ頃になったら冷蔵」「長期保存したいなら冷凍」と、状況に応じた保存方法でバナナを無駄なく楽しみましょう!