1. かつおのたたきの正しい保存方法
◾️水分を拭き取ることが重要
かつおのたたきの表面に水分が付いたまま保存すると、鮮度が落ちやすくなります。
保存前にキッチンペーパーなどで余分な水分をしっかり拭き取りましょう。
◾️柵のまま保存する
薄くスライスすると空気に触れる面積が増え、鮮度が急激に落ちてしまいます。
保存する際は、柵の状態のままにすることが基本です。
◾️保存方法は保存する期間に応じて選ぶ
・すぐに食べる場合(翌日~2日以内):冷蔵保存
・長期間保存する場合(1週間以上):冷凍保存
2. かつおのたたきの冷蔵保存
◾️密閉してチルド室で保存
かつおのたたきを冷蔵保存する際は、水分を拭き取った後、キッチンペーパーで包んで密閉袋に入れましょう。
さらに、冷蔵庫のチルド室(0~1℃)に入れると、鮮度を保ちやすくなります。
◾️スライスしたものは当日中に食べる
柵の状態なら2~3日程度は保存できますが、スライスしたものは空気に触れやすいため、できるだけ当日中に食べましょう。
もし保存する場合は、ラップをしっかりかけて空気に触れないようにしましょう。
3. かつおのたたきの冷凍保存
◾️食べきれる量に小分けする
冷凍したかつおのたたきは、一度解凍すると再冷凍できません。
そのため、1回で食べきれる量に分けて保存すると便利です。
◾️アルミホイルで包む
一般的な家庭用冷凍庫は業務用ほど強力ではないため、冷凍に時間がかかることがあります。
アルミホイルで包んで冷凍すると、急速冷凍が可能になり、鮮度を保ちやすくなります。
急速冷凍機能がある場合は、ぜひ活用しましょう。
◾️密閉袋で空気を抜く
冷凍焼けを防ぐため、アルミホイルに包んだ後は密閉袋に入れて空気をしっかり抜いてから保存します。
真空パックにできる場合は、より長持ちさせることができます。
4. かつおのたたきの解凍方法
◾️基本の解凍方法(氷水解凍)
冷凍したかつおのたたきを、ボウルやバットに張った氷水に袋ごと入れ、約25分ほどつけておきます。
ゆっくり解凍することで、ドリップ(旨み成分の流出)を防ぐことができます。
◾️時短の解凍方法(温水+氷水)
・40℃程度のぬるま湯に5分ほどつける
・その後、氷水に4~5分つけて急冷する
この方法なら、素早く解凍しつつ、鮮度を保つことができます。
結論
かつおのたたきを長持ちさせるには、柵のまま冷凍保存するのが最適です。ただし、どんなに工夫しても鮮度は少しずつ落ちていきます。できるだけ早めに食べることを意識し、正しい保存・解凍方法を活用して、美味しく味わいましょう。