1. 代用品となるアイテムとそのメリット・デメリット
オイルポット代わりになるアイテムは意外と多く、手軽に代用できるものもあります。
以下にいくつかの代用品を紹介します。
◾️ホーロー製の容器
ホーロー製の容器は、熱に強く、耐久性も高いため油の温度が高いままでも安心して使用できます。 油の匂いが移りにくい点が大きなメリットですが、油こし器が付いていないので、別途茶こしなどを準備する必要があります。
◾️牛乳パック
大容量の牛乳パックは、油の量が多くても保存できます!
ラップを使えばフタを閉めることができ、注ぎやすくて便利ですが、密閉性が低いため、油の酸化が進みやすいので注意しましょう。
◾️空き瓶
ジャムなどが入っていたガラスの空き瓶は、密閉性が高く、酸化を防げるのでオイルポットの代用品として最適です。
ただし、口が広い瓶は油がこぼれやすく、光を通すため劣化しやすいのが欠点とも言えるでしょう。
◾️急須
茶こし付きの急須は、油をこしながら保存できる便利なアイテムです。
油の匂いが移りにくい点が大きなメリットですが、茶こしを別途準備する必要があります。
◾️ティーポット
ティーポットも急須同様、茶こしがついているため、油こし器の代わりとして使えます。
デザインも豊富で、キッチンインテリアとしても楽しめますが、ガラス製だと油の匂いが移りやすく、ベトベト感が残ることもあるので注意しましょう。
2. 100均アイテムでも代用可能
オイルポットは、実は100均でも代用できるアイテムがあります。
ダイソーやセリアで購入できる商品を紹介します。
◾️ダイソー「ビネガーオイルボトル」
ビネガーオイルボトルは、密閉性が高く、おしゃれなデザインが特徴で、オイルポットの代用品として非常に便利です。
◾️空き瓶
100均の空き瓶も、密閉性が高く、油の酸化を防いでくれます。
注ぎ口が広いため使いやすく、非常にコストパフォーマンスが良い商品です。
◾️セリア「ドリンクボトル」
セリアのドリンクボトルも、ふたがついているので油が酸化しにくいのが特徴です。
デザインも多種多様で、選ぶ楽しさもあります。
3. 油こし器や油こし紙の代用品もチェック
オイルポットを代用する際には、油こし器や油こし紙も必要です。以下の身近なアイテムで代用できます。
◾️コーヒーフィルター
コーヒーフィルターは、細かい油カスを取り除いてくれるので、油こし紙の代用品として便利です。
ドリッパーにポットがついている場合、そのまま保存できる点もおすすめです。
◾️クッキングペーパー
クッキングペーパーは目が細かいため、油カスをしっかり取り除くことができます。
使い終わったらそのまま捨てられるので、とても便利です。
◾️パンチングボウル
パンチングボウルは細かい穴が空いており、油をこしやすい構造です。
ザルよりも洗いやすく、型崩れしにくいので使い勝手も抜群です。
4. オイルポットや代用品を使う際の注意点
オイルポットやその代用品を使って油を保存する際、いくつかの注意点があります。
これらを守ることで、油の劣化を防ぎ、長く使うことができます。
◾️ 不純物を取り除く
料理で出た油カスなどの不純物は、油を傷める原因になります。
使用後はすぐに油カスを取り除くようにしましょう。油カスをしっかり取り除けば、劣化を防げますよ。
◾️ 光や空気に触れないようにする
油は光や空気に触れると酸化が進みます。
そのため、油を保存する際は密閉性の高い容器を使用し、光を避けるようにしましょう。
◾️ 温度に注意
使用した油は熱いままオイルポットや代用品に入れるのは危険です。
油を冷ましてから容器に移し、完全に冷えてから密閉しましょう。
熱いままだと蒸気がふたに溜まり、水分が油に入って劣化の原因になります。
結論
オイルポットは身近なアイテムで代用できることがわかりました。瓶やホーロー容器など、自分の好みに合ったものを選んで、毎日の料理をもっと楽しくしましょう。