1. 炊飯器は掃除が必要?
炊飯器を定期的に掃除しないと、さまざまな問題が発生します。
ここでは、掃除をしないとどうなるのかと、適切な掃除頻度を紹介します。
■掃除しないとカビや臭いの原因になる
炊飯器でお米を炊くと、お米のでんぷん質と蒸気が混ざり、上蓋や通気口に付着します。
これを放置すると雑菌が繁殖し、カビや臭いの原因になってしまいます。
■炊飯器の適切な掃除頻度
炊飯器の各パーツの掃除頻度は以下の通りです。
・内蓋・内釜・つゆ受け
毎回使用後に掃除
・外側・蒸気キャップ
なるべく毎回、最低でも週1回
・底のファン
月1回
掃除頻度が低いパーツは忘れがちなので、あらかじめスケジュールを決めて習慣化しましょう。
2. 炊飯器の掃除方法
■内蓋、内釜の掃除方法
内釜は、漂白剤やメラミンスポンジを使わずに優しく洗いましょう。
汚れが落ちにくい場合は、ぬるま湯に浸してから洗い、最後にふきんでしっかり水気を拭き取ります。
炊飯器は使用直後に熱くなるため、冷めてから掃除しましょう。
■外釜・蒸気口・本体の掃除方法
外釜はセンサーがあるため、固く絞ったふきんで優しく拭きます。
蒸気口は綿棒でホコリを取り除き、本体の汚れは洗剤を含ませたふきんで拭きましょう。
最後に水拭きして完了です。
■ファンの掃除方法
ふきんで表面のホコリを取り、隙間のホコリは綿棒や歯ブラシで除去します。
使用済みの歯ブラシには雑菌が付着しているため、避けましょう。
3. 炊飯器を掃除しても臭いが取れないときの対策
重曹やクエン酸を使用した方法を紹介します。
■重曹の使用方法
小さじ1/2の重曹を炊飯器に入れ、1~2合目まで水を入れます。
通常通り炊飯ボタンを押し、冷めるまで放置します。
最後に内釜・内蓋を洗いましょう。
■クエン酸の使用方法
20gのクエン酸を炊飯器に入れ、7~8分目まで水を入れます。
通常通り炊飯し、冷めたらしっかり洗います。
※炊飯器によっては使用できない場合があるので、事前に取扱説明書を確認しましょう。
4. 掃除後の炊飯器を清潔に保つコツ
・こまめに簡単な掃除をする。
・汚れを見つけたらすぐに拭き取る。
・使用後はホコリ防止のためカバーをかける。
・炊飯器内にお米を放置しない。
湿気やでんぷん質は雑菌繁殖の原因になります。
余ったお米などはお釜に入れておかず、すぐに冷蔵庫や冷凍庫に移すようにしましょう。
結論
毎日使う炊飯器だからこそ、掃除を忘れがちなパーツがあることを意識しましょう。
おいしいご飯を炊くためにも、定期的な掃除を心がけ、常に清潔な状態を保つことが大切です。
おいしいご飯を炊くためにも、定期的な掃除を心がけ、常に清潔な状態を保つことが大切です。