1. 千切りで香りを引き立てる
そうめんやかつおのたたきには、香りが際立つ千切りがおすすめです。
細く切ることで香りが広がり、料理のアクセントとしてしっかりと役割を果たしてくれます。
【大葉の千切り手順】
①水でさらす
大葉の茎を少し切り落とし、1枚ずつ冷水にさらしましょう。
水分を含ませることで、みずみずしさが戻ります。
②水気を切る
冷水にさらしたあとは、束ねた茎部分を手に持ち、上から下にふりおろして水を切ります。
さらにキッチンペーパーで軽く押さえ、余分な水分を取り除きましょう。
③中央を切り、軸を取る
大葉を半分に切り、真ん中の軸を取り除きます。
④巻いて切る
半分にした葉を重ねて、切り口を内側に巻き込みます。
この方法なら、簡単に切れます。
⑤細く千切りにする
巻いた大葉をしっかりと押さえながら、1~2mmほどの細さで切っていきます。
香りがふわっと広がり、薬味としてぴったりの仕上がりになります。
2. 料理に合わせて切り方を使い分けよう
大葉は薬味以外にも、さまざまな料理に活躍します。
料理に合わせた切り方を取り入れることで、大葉の魅力をより引き立てることができますよ。
■手巻き寿司や天ぷら
茎だけを切り落とし、切らずにそのまま使いましょう。
見た目もきれいに仕上がります。
■和え物やかき揚げ
食べやすいサイズに手でちぎって使います。
ざっくりとした自然な風味が加わります。
■サラダやちらし寿司
具材の大きさに合わせて正方形に切ると、見た目も整いますよ。
千切りにしても相性抜群です。
■パスタや野菜炒め
香りをしっかり感じられるように、3~5mmほどの少し太めの千切りにします。
■餃子の具
細かく刻んで具材に混ぜるほか、葉を二つ折りにして包む方法もあります。
3. 保存しやすい切り方と保存方法
■冷蔵保存の場合
大葉を束ねた状態で茎の先を1~2mmほど切り落とし、水を入れた縦長の容器に茎だけを浸けます。
葉が水に浸からないように注意し、ふたをして野菜室で保存しましょう。
水は3日に一度替えると、2週間ほど保存できます。
また、水で湿らせたキッチンペーパーで葉全体を包み、ビニール袋や保存容器に入れて野菜室に入れる方法もあります。
■冷凍保存の場合
千切りにしてから保存すると使いやすくなります。
葉がつぶれないよう、ふんわりとした状態で冷凍用保存容器に入れて保存しましょう。
保存期間はおよそ3週間ほどです。
解凍せず、そのまま薬味として使えますし、必要な分だけ使えるのも便利ですね。
結論
大葉は切り方を工夫するだけで、料理の仕上がりや香りが引き立ちます。
簡単にできるので、ぜひ試してみてくださいね。
簡単にできるので、ぜひ試してみてくださいね。