1. 炭酸が抜けない裏技その①
ペットボトルに入った炭酸飲料の炭酸を長持ちさせるには、まず炭酸の仕組みを理解しておくことが大切です。
■小さい容器に移す
炭酸飲料は、キャップを開けた瞬間から炭酸ガスが抜けはじめます。
そもそも炭酸飲料とは、二酸化炭素を強い圧力で液体に溶かして作られた飲み物。
密閉されたペットボトルを開けることで圧力が下がり、炭酸ガスが気体として放出されます。
そのため、飲み切れずに残った炭酸飲料は、時間とともに炭酸が抜けていってしまうのです。
とくに1Lや1.5Lといった大きめのボトルの場合、中身が減ると空気のスペースが広がり、炭酸が逃げやすくなります。
それを防ぐには、小さな容器に移し替えるのが効果的です。
移すときは、できるだけ静かに素早く行いましょう。
勢いよく注ぐと、それだけで炭酸が抜けやすくなってしまいます。
ボトルをつぶして空気のスペースを減らす方法もありますが、実際には効果が薄いことが多いようです。
2. 炭酸が抜けない裏技その②
「移し替えるのはちょっと面倒」「そもそも500mlのボトルしか買わない」という人もいるのではないでしょうか。
そんなときに使える、もっと手軽な方法もあります。
■冷蔵庫にすぐ入れる
炭酸ガスは、温度が高くなると気体になりやすく、常温で放置すると炭酸がどんどん抜けていきます。
そのため、炭酸飲料は開封後すぐに冷蔵庫に入れて冷やすのがポイント。
さらに、ボトルを逆さにして冷やすと、炭酸がさらに抜けにくくなりますよ。
これは、ボトルの底側に空気のスペースを集め、キャップ側を液体で満たすことで、炭酸ガスが抜けにくくなる仕組みのため。
なお、常温のままで開封すると炭酸が一気に放出されてしまいます。
開ける前からしっかり冷やしておくことが、炭酸を保つための基本です。
3. 炭酸が抜けない裏技その③
炭酸を守るには、空気のスペースをできるだけ減らす、冷やして逆さにする、という工夫が大切です。
ただし、それらを行う前に見落としがちな大事なポイントがあります。
■キャップをしっかり閉める
意外に忘れがちなのが、キャップの締め方!
きつくしっかり閉めることで、空気の出入りを防ぎ、炭酸が逃げるのを防ぐことができます。
これを守らないと、せっかくの工夫も効果が薄れてしまうので注意が必要です。
結論
どの方法を試すにしても、まずはキャップをしっかり閉めることが基本です。
ちょっとしたひと工夫で、炭酸の爽快感を長く楽しめるはず!ぜひ試してみてくださいね。
ちょっとしたひと工夫で、炭酸の爽快感を長く楽しめるはず!ぜひ試してみてくださいね。