もう普通のソースは古い！？「お好み焼き」に合う”個性派アレンジ”で想像以上のウマさに…！

◾️ 昔はとんかつソースと兼用だった？
現在では、お好み焼き専用のソースが当たり前になっていますが、昭和初期の家庭では「とんかつソース」をお好み焼きに使うことが一般的でした。
さらに、焼きそばソースと使い分けることはあまりなく、1種類のソースでいろいろな料理に使いまわしていたのです。
その背景には、当時の冷蔵庫が今ほど大きくなかったことや、細かい味の違いにあまりこだわらなかったことが関係していると考えられます。

◾️ 専用ソースが生まれた背景
時代とともに、お好み焼きには専用のソースを使うのが一般的になりました。
とんかつソースや焼きそばソースとは異なり、お好み焼きソースは甘みとコクが強いのが特徴です。

各メーカーが独自の製法を競い合い、味に工夫を凝らしています。
例えば、あるメーカーではデーツ（ナツメヤシの実）を使い、自然な甘さとフルーティーな風味を引き出しています。
ぜひ、いろいろなメーカーのソースを試して、自分好みの味を見つけてみましょう！

◾️ 「お好み焼き×マヨネーズ」は昭和28年から
今では当たり前のようにお好み焼きにマヨネーズをかけますが、この組み合わせが生まれたのは昭和28年のことです。
大阪のある有名お好み焼き店が、ホットドッグに使われていたマヨネーズに着目し、お好み焼きにも合うのではと考えたことがきっかけで、今の定番となりました。

◾️ 日本独自のマヨネーズの魅力
日本のマヨネーズは、欧米のものとは異なり、卵黄のみを使用して作られているため、コクがあり濃厚な味わいが特徴です。
この日本製マヨネーズは海外でも人気が高く、日本食料品店では高価ながらも売れ行きも好調だといわれています。

◾️ マヨネーズをアレンジして楽しむ
お好み焼きソースとマヨネーズの組み合わせは鉄板ですが、さらにアレンジを加えてみるのもおすすめです。
例えば、カレー風味の「カレーマヨネーズ」や、アボカドを混ぜた「アボカドマヨネーズ」など、さまざまなバリエーションを試してみるのも楽しいですよ。

◾️ お好み焼き×ポン酢の魅力
「ソースは少し重たい...」と感じる方におすすめなのがポン酢です。
お好み焼きソースとはまったく違うさっぱりとした味わいで、カロリーオフにもなります。
大根おろしを添えると、よりさっぱりした味わいを楽しめるので、ぜひ試してみてください。

◾️ ポン酢のアレンジで味変を楽しむ
ポン酢には醤油ベースのものだけでなく、塩味のポン酢もあります。
さらに、鷹の爪・にんにく・青ネギを刻んで混ぜると、風味が増してひと味違う美味しさを楽しめます。
例えば、1枚目はポン酢であっさり、2枚目はお好み焼きソースとマヨネーズでこってり、と食べ比べてみるのもおすすめですよ。

お好み焼きソースには歴史があり、メーカーごとに独自のこだわりが詰まっています。
また、マヨネーズとの相性も抜群で、アレンジ次第でさらに楽しむことができます。さらに、ポン酢を使ったさっぱりアレンジもおすすめ！
ぜひ、いろいろな味付けを試して、自分だけのお好み焼きの楽しみ方を見つけてみてください。