1. 調理実習の悲劇!?
高校生のとき、お正月時期の調理実習で、私たちの班は「伊達巻」担当になりました。
クラス全員分を作るということで、みんな気合十分!
手際よく調理を進め、実食の時間が待ち遠しくてワクワクしていました。
しかし、そこで事件が起きてしまったのです。
伊達巻をみんなでパクリと食べた瞬間、クラスメイトたちは一斉に「うわっ!」と叫び、吐き出してしまいました。
私たちは砂糖を入れるべきところを、間違えて塩をたっぷり入れてしまっていたのです...。
舌がビリビリするほどのしょっぱさで、もはや食べ物とは言えないほどでした。お正月気分どころか最悪のおせちになってしまいました。
今では笑い話ですが、それ以来、伊達巻にはちょっとしたトラウマがあります。
2. 伊達巻を上手に作るコツ
おせちの定番、伊達巻。お店のような、ふわふわでやさしい甘さの伊達巻も、ちょっとしたコツで自宅で手軽に作れます。
ここではそのポイントをいくつか紹介します。
■甘さはみりんで品良く
伊達巻の美味しさには、甘さが欠かせません。
ただ、砂糖だけで甘さを出そうとすると、どうしても重たく感じてしまいます。
そこで、みりんを使って奥行きのある味に仕上げましょう。
ほかの調味料は、だしと塩だけで十分な味わいになります。
だしには白だしを使うと、市販品のような風味に近づきます。
ただし、入れすぎると甘さのバランスが崩れてしまうため、ほんの少し香りづけ程度にするのがポイントです。
もちろん、入れずに仕上げてもかまいません。
■はんぺんでふわふわ食感に
伊達巻のふんわりとした食感は、卵だけではなかなか出せません。
そこで使われるのが、はんぺんです。
卵とはんぺんをなめらかに混ぜることで、食感も見た目も美しく仕上がります。
フードプロセッサーがあれば簡単に混ぜられますが、すり鉢とすりこぎを使っても大丈夫です。
それもなければ、ビニール袋に入れて潰すという方法でも代用できます。卵は全卵をたっぷりと使いましょう。
はんぺんの大きさはブランドによって異なるため、自分の好みに合わせて分量を調整してみてください。
結論
エピソードとそれにちなんだ豆知識を紹介しました。
ぜひ自分好みの味と食感を見つけて、手作りの伊達巻の楽しさを味わってみてくださいね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
ぜひ自分好みの味と食感を見つけて、手作りの伊達巻の楽しさを味わってみてくださいね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。