1. 車の内装の掃除に使う道具
車内には、思っている以上に砂やほこりがたまりがちです。
掃除中にそれらを吸い込まないよう、マスクを着けて作業しましょう。
使用する道具は以下の通りです。
・布団たたき
・掃除機
・ブラシ(歯ブラシでもOK)
・粘着クリーナー
・雑巾
・車内用クリーナー
車内用クリーナーはカー用品店などで購入できますが、家にあるもので代用するなら、食器用の中性洗剤や洗濯用の液体洗剤を水で薄めて使うのがおすすめです。
洗剤を使う場合は、バケツの水に数滴垂らして混ぜ、その中に雑巾を入れてしっかり絞ってから使いましょう。
洗剤が残らないよう、入れすぎには注意しましょう。
2. 車の内装の掃除の方法
①フロアマットを取り外し、布団たたきでほこりやゴミをたたき出します。
②座席シートも同様にたたいてほこりを浮かせ、ブラシで座席や足元の細かい部分の汚れをかき出します。
③掃除機をかけて、座席や足元のゴミを吸い取ります。
④粘着クリーナーで、座席表面の髪の毛やほこりを取り除き、ダッシュボードやハンドルは、雑巾とクリーナーできれいに拭き取ります。
座席をたたく際は、車のドアをすべて開けて行うと、繊維の奥に入り込んだほこりも浮き上がってきます。
掃除機で吸い取るときは、座席の隙間や溝などの細かい部分まできれいにするのがポイントです。
ダッシュボードやハンドルなどの樹脂素材の部分は、雑巾を固く絞って水拭きしましょう。
3. 車の内装の掃除の注意点
■レザーシートを掃除するときの注意
本革製のレザーシートを掃除する際は、「レザー用のクリーナーを使う」ことが大切です。
車のレザーシートには、あらかじめコーティングが施されていることが多く、家庭用の革ソファのように保湿クリームなどを使ったお手入れは、基本的には必要ありません。
とはいえ、レザーの劣化を防ぎ、長持ちさせるためには、掃除の際に専用クリーナーを使うのがおすすめです。
汚れを落としながらも、革へのダメージを最小限に抑えることができます。
■座席の汚れが染み込んでいる場合
ダッシュボードやハンドルの樹脂部分はクリーナーで簡単に拭き取ることができますし、フロアシートなどの取り外せる部分は水洗いが可能です。
しかし、布製の座席シートに染み込んだ汚れは、自分で掃除するのが難しいことがあります。
汗や皮脂、飲み物のこぼれたシミ、子どもの嘔吐やおもらしなどで汚れが気になる場合は、プロの手を借りるのが一番です。
ディーラーや一部のガソリンスタンド、カー用品店、車の清掃専門業者では、専用の洗剤や器具を使って、座席シートに染み込んだ汚れまできれいに落としてくれます。
自分で落とすのが難しい汚れに悩んでいるなら、こうしたサービスの利用を検討してみてくださいね。
結論
外装を洗うときに内装も一緒に掃除する習慣をつければ、車全体をきれいに保てます。
車内をキレイに保って、気持ちよくドライブを楽しみましょう。
車内をキレイに保って、気持ちよくドライブを楽しみましょう。