1. 入浴中の息子に異変!?
12歳になった息子は、食べる量がぐんと増えました。
その日もご飯を2杯おかわりし、唐揚げをたっぷり食べて、お味噌汁もどんぶり一杯分飲み干して...。
最後にはデザートのバナナや苺もぺろりと平らげました。
お腹いっぱいになった息子は、ちょっとだけ休んでお風呂に入りました。
ところが数分後、なんと入浴中に嘔吐してしまったのです。
翌日、病院へ連れて行くと「特に異常は見られないので、病気ではないでしょう」と医師から言われました。
満腹のまま入浴したことで、体に負担がかかったのが原因かもしれない、とのことでした。
それを聞いて、食後すぐの入浴は避けるべきだったな...と反省しました。
2. 入浴を避けたいタイミングとは?
お風呂は心も体もほっとできる大切な時間ですが、入浴するタイミングを間違えると、エピソードのように体に負担をかけてしまうこともあるんです。
より快適で安全な入浴のために、避けたいタイミングについて知っておきましょう。
■食後すぐの入浴は避ける
食事をしたあとは、消化のために胃や腸に血液が集まっています。
このタイミングでお風呂に入ると、血液が全身に分散されてしまい、消化機能が一時的に低下することがあります。
その結果、胃もたれや消化不良を引き起こすおそれもあります。
食後は少なくとも1時間ほど空けてから入浴するようにしましょう。
■寝る直前の入浴も注意が必要
私たちの体は、深部体温が下がってくると自然と眠くなる仕組みになっています。
ところが、就寝直前にお風呂に入ると体が温まりすぎて、体温が下がるまでに時間がかかり、眠りにくくなることもあります。
スムーズな入眠のためには、寝る1〜2時間前に入浴を済ませておくのが理想です。
お風呂上がりの時間もゆったり過ごせるよう、時間に余裕を持って行動しましょう。
■飲酒後の入浴はとても危険
お酒を飲んだあとの入浴は、想像以上に体への負担が大きくなります。
アルコールの影響で判断力が鈍り、思わぬ事故につながることもあります。
また、急激な血圧の低下や心拍の乱れ、転倒や気を失うリスクが高まります。
さらに、入浴中にそのまま眠ってしまい、意識を失う危険もあるため、飲酒後は入浴を避けるようにしましょう。
毎日の入浴をより安全で心地よい時間にするためには、タイミングに気をつけることが大切です。
結論
エピソードとそれにちなんだ豆知識を紹介しました。
体調や生活リズムに合わせて、無理のないタイミングで入浴することを心がけてくださいね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
体調や生活リズムに合わせて、無理のないタイミングで入浴することを心がけてくださいね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。