1. もやし保存の基本
もやしは「足が早い野菜」として知られており、賞味期限はおおよそ2〜3日とされています。
ただしこれは製造日からの日数なので、店頭に並んでいる時点では、すでに日持ちがさらに短くなっていることもあります。
そのため、本来は早めに食べるのが理想です。
長期保存にはあまり向かない野菜といえるでしょう。
2. もやしの冷蔵保存のやり方と保存期間
一般的には、もやしを買った袋のまま冷蔵庫に入れて保存する方が多いかもしれません。
袋のままだと2〜3日で傷んでしまうので、すぐに使いきれない場合は、水に浸けて保存するひと手間をかけましょう。
この方法なら、およそ1週間は鮮度を保てます。
■冷蔵保存の手順
①もやしを水でやさしく洗います。
②保存容器にもやしを移します。
③もやし全体が浸かるように水を注ぎます。
④フタをして冷蔵庫へ入れて保存しましょう。
※保存中の水は1~2日に1回の頻度で入れ替えてください。
3. もやしは常温保存できる?
もやしは常温保存にまったく向いていません。
購入したあとは、必ず冷蔵庫か冷凍庫に入れるようにしましょう。
もやしは傷みやすく、常温ではあっという間に劣化してしまいます。
気温が高い夏場はもちろん、涼しい季節であっても常温での保存は避けてください。
4. 劣化したもやしのサイン・見極め方
もやしは時間が経つとすぐに劣化が進みます。
以下のような変化が見られた場合は、無理に食べずに処分しましょう。
・すっぱい臭いがする
・表面にぬめりが出ている
・全体が黄ばんでいる
・袋の中に水分が溜まっている
これらのサインがあれば、すでに劣化が進んでいる証拠です。
口に入れる前にしっかりチェックしておきましょう。
結論
もやしは日持ちしにくいという弱点はあるものの、今回紹介した保存方法を活用すれば「あともう一品欲しいな」というときにも、すぐに使えてとても便利です。
上手に保存して、ムダなく使い切っていきましょう。
上手に保存して、ムダなく使い切っていきましょう。