1. 娘が持ってきたチョコに...!?
10歳の娘が、友達と遊んで帰ってきた日のことです。
いつもは遊びながらお菓子交換をして、公園などで全部食べてきちゃうんですが、その日は珍しくもらったチョコを持ち帰ってきました。
夕飯前だったけど「食べてもいい?」と聞かれました。見ると、小さな袋に入ったチョコが1個だけ。まぁいいかと思ってOKしました。
しばらくすると、娘がチョコを手に持って「ママ~!これ何の味?」と聞いてきました。
見ると、チョコが真っ白!?
袋には"ダークチョコ"って書いてあるのに、なんで白いんだろ?と思っていると...。
よくよく見ると、なんとチョコ全体にカビが生えていて、ゾッとしました。
幸い、娘は食べる前に気づいてくれたけど、もし公園でそのまま食べてたら...と思うと、今でも冷や汗が出ます。
2. チョコレートが白くなってる!これってカビなの?
エピソードのように、お気に入りのチョコレートを久しぶりに開けたら、表面に白い粉のようなものが......そんな経験、ありませんか?
実はそれはカビではなく、チョコレート特有の「ブルーム現象」かもしれません。
そこでチョコレートが白くなる原因や、カビとの見分け方について紹介します。
■もしかしてブルーム現象?
チョコレートに白っぽい粉やまだら模様が出ていると「カビかも?」と心配になることがありますよね。
見た目に驚いても、すぐにカビと決めつけるのは早いかもしれません。
それは「ブルーム現象」と呼ばれる状態かもしれません。
ブルーム現象は、チョコレートに含まれる油分や糖分が表面に浮き出たもので、保存中の温度変化などが原因で起こります。
見た目や食感が少し変わることはありますが、体に害はないため、そのまま食べても問題ありません。
■カビとの見分け方は?
チョコレートは糖分が多く水分が少ないため、基本的にはカビが生えにくい食品とされています。
ただし、絶対に安全とは言いきれません。
以下のような状態が見られた場合は、無理に食べずに処分しましょう。
・いつもと違うにおいがする
・口に入れたときに苦みや酸味を感じる
・白ではなく、緑や黒っぽいカビのような色がついている
また、生チョコやガナッシュなど水分を多く含むタイプのチョコレートはカビが生えやすいため、保存方法に注意し、早めに食べきるようにしましょう。
結論
エピソードとそれにちなんだ豆知識を紹介しました。
ブルーム現象を知っておくと、チョコレートをもっと安心して楽しめるようになりますよ!
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
ブルーム現象を知っておくと、チョコレートをもっと安心して楽しめるようになりますよ!
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。