1. パジャマはどのくらいのペースで洗えばいいの?
■パジャマには意外と汚れがたまる
寝ている間にかく汗や、代謝によってはがれる皮膚などが、パジャマに付着します。
フケや髪の毛、ホコリ、皮脂なども付着し、見た目にはわからなくても意外と汚れているもの。
気持ちよく眠るためにも、清潔なパジャマを保つことは大切です。
■洗濯は週に2〜3回が目安
においや湿り気が気になれば洗うタイミングもわかりやすいですが、そうでないときは判断に迷うこともあります。
とはいえ、パジャマは着るたびに少しずつ汚れがたまるため、本来は毎日または1日おきに洗うのが理想です。
とはいっても、毎日洗濯できるとは限りません。
少なくとも週に2〜3回を目安に、できるだけこまめに洗うのがよいでしょう。
とくに夏場や、汗をかきやすい方、子どもが使うパジャマは、なるべく毎日洗うようにしましょう。
2. 洗濯をサボるとどうなる?
パジャマの洗濯を後回しにしていると、どんな影響があるのでしょうか?
■不衛生が原因で肌トラブルの心配も
汚れたパジャマを着続けると、雑菌やにおいが発生しやすくなります。
その状態が続けば、ダニやカビが繁殖することもあり、肌荒れや背中のニキビなどを引き起こすこともあります。
清潔なパジャマは、快適な睡眠と肌の健康のためにも大切です。
■こまめに洗えないときの対策
毎日忙しく、洗濯の時間がなかなか取れない方も多いかもしれません。
その場合は、パジャマを数枚用意して着回すのがおすすめです。
2日着たら新しいものに替えるようにすれば、衛生面でも安心です。
3. パジャマの洗濯方法とチェックポイント
■洗濯表示をチェック まずは、パジャマについている洗濯表示を見て、どのコースで洗えるのか確認しましょう。
標準コースで大丈夫なもの、手洗いが必要なもの、乾燥機や干し方に指定がある場合は、表示に従って干しましょう。
■洗剤の選び方
洗剤の指定がなければ、手洗いや弱水流で洗うパジャマにはおしゃれ着用洗剤を、標準コースで洗う場合は中性洗剤を使うのがおすすめです。
生成りや淡い色のパジャマには、蛍光剤が入っていない洗剤がおすすめです。
■洗濯ネットを使うかどうか
やわらかい素材や、モコモコしたパジャマはネットに入れて洗いましょう。
たたむときは、表側(汚れやすい面)が外側にくるようにすると、しっかりと洗えます。
■漂白剤や柔軟剤の使い方
漂白剤を使うときは、まず洗濯表示を確認してからにしましょう。
使える場合は酸素系漂白剤を選ぶと安心です。
柔軟剤は、吸水性が下がることがあるので注意が必要ですが、モコモコのパジャマをふんわり仕上げたり、毛玉を防いだりしたいときには効果的です。
■干し方も大事
洗濯が終わったらすぐに取り出し、大きなシワを軽く伸ばしてから干しましょう。
ズボンはピンチハンガーを使って筒干しにすると乾きやすくなります。
干し方に指定があるときは、その通りに干してください。
結論
パジャマは、見た目にはわかりにくくても、毎回少しずつ汚れています。
とくに汗をかきやすい季節や汗っかきの方は、こまめな洗濯を心がけましょう。
とくに汗をかきやすい季節や汗っかきの方は、こまめな洗濯を心がけましょう。